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よもやま話

阿部 明
昭和14年12月生まれ
37年スポーツ新聞社に入社、高校野球などの一般スポーツほかプロレス、競馬、釣り記者を経て現在に至る。記者歴37年。北海道スポーツ記者倶楽部会友。

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2016年11月号 青魚

 サバ、サンマなど青魚といわれる魚は秋が旬である。なにしろ秋ナスとともに「秋サバは嫁に食わすな」という差別的な言葉さえあるほどで、断然食べてはいまがうまい。とくにサバは釣ってもいまが最高の釣期。その強い引きは多くの釣り人の人気魚となっている。サバには格言も多く「サバの生き腐れ」や「さばを読む」等々。一般に青魚は傷みが早く、特にサバは外見は新鮮に見えても中身は傷んでいることがありこの言葉が。また、さばを読むというのは市場に入荷した大量のサバをいたみが早いので数え切れずに大まかに売りさばいたことからきている。昔の魚市場では小魚を数える時の早口符丁を魚市場読む(いさばよみ)といって、早い言葉使いにごまかされたそうでこれらもさばを読むにつながっている。
 ただ、いたみが早かったりごまかされたりの一方でサバの肉には、動脈硬化やコレステロールという成人病を吹っ飛ばす善玉成分が多く含まれていて健康的には最高の食品。値段も比較的安値であることからもまさに大衆の味方だ。
 日本近海にはマサバとゴマサバの2種が生息するが北海道にいるのは大半がマサバ。料理法も多く味噌煮を代表に塩焼き、しめさば、フライなどがおいしい。保存食としても京都のさばずし、大阪のバッテラ、福井のなれずしなど数えたらきりがない。