ほっかいどうデータベース

夢をつなげるすすきの不動産「会議」2018年某テレビ番組に出演した〝野心家〟の今

中川「不動産会社は夢を後押しするビジネスツール」
南「紹介してもらった全店舗が繁盛。力のある人」

すすきのでテナント仲介・管理件数No.1を誇る「ホームエージェント」。同社の中川紀仁社長がテレビ番組で共演し、自身がサポートしてきた夜嬢の現在を追った。

――お二人の出会いは?

 中川 ましろさんが初めてニュークラブを出店した時に、紹介されてお客さんとして行ったのが初めてですね。ホステスさんとして有名でしたので、「あ、この人が」という感じでした。

 南 その後に中川社長が独立したと聞いて、不動産屋さんとお客さんという立場になりました。あれから13年。今では、仕事仲間で戦友みたいな感じです。

――当初の印象は?

 南 私に好意を持って会いに来てくれる方が多い中で、そういう感じでは全くなくて(笑)。話を分解するように聞いてくれて、「頭のいい人」と思っていました。

 中川 僕は「似ているな」と思っていましたね。出会った当初は二人とも独立前後で、今よりもオフェンス型のうえ、ノーガードで突っ込んでいくタイプでしたね(笑)。

――不動産会社とお客さんとしての関係は?

 南 初めてのお店を出したのが25歳の時だったんですけど、「30歳までに5店舗を出したい」という夢を語っていたんですね。そしたらどんどん良い物件を紹介してくれて、2年で5店舗を出すことができたんです。

 中川 こんなバイタリティがあって、トップスピードで夢を実現した人は初めて。でも質の高いお店をどんどん出すので、「より良い物件を紹介したい」と思いました。

 南 速い時は、お店を出してその4カ月後に次のお店を出す、くらいのスピードでした。5店舗目を「燭台」にすると決めていたのですが、この時もエピソードがあるんです。1店舗目を出す時に、今の燭台が入居するビルを紹介してもらっていて、「ここにしたい」と思ったんですけど、当時は予算確保ができなくて違う物件で始めたんです。それから燭台を出そうと決めた時に、1店舗目の際に出せなかった今のビルの最上階の物件の話を振ってくれました。

 中川 ビルのオーナーから空いているという話を聞いた時に「特に最上階はブランドが重要だ」と言われて、「ましろさんのお店一択だな」って思ったんです。ましろさんが経営者として成功した証でもありますよね。独立当初に話していた以上のスケールに成長していると思っています。

 南 私の夢にとって、中川社長に出会えたことが分岐点でした。忖度なくダメなことはダメと言ってくれるし、人としても信頼していますね。

――今後もこの関係性は続くと思うのですが。

 中川 僕が紹介した物件のお店が繁盛していることは、ましろさんだけに限らず、とても嬉しいこと。これからもビジネスツールのような存在で、さまざまな人の夢をサポートできたらと思っています。

 南 どの業態のお店も立地が重要なので、紹介してもらったお店が繁盛しているということは、やっぱり力がある人なのだと思いますね。物件の最終的な判断は経営者ですが、選択肢の中に良い物件がないと決められない。これからもたくさんの物件を紹介してもらえるように、良い関係性を保っていきたいです。

中川 紀仁 ホームエージェント社長

南 ましろ CLUB燭台オーナー