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2015/04/02(木) インプラント歯科の自由診療

 インプラントを標榜する歯科クリニックが増えている昨今、トラブルもまたよく耳にする。そんななか、インプラントの治療中止にまつわる告発文が届いた。法外なキャンセル料を請求されたという。以下全文。

<私は新聞広告に掲載されていた「インプラントの治療話」の説明会に出かけました。会場は有名老舗ホテルです。その説明を聞いているうちにインプラント治療をしてみようと思い、治療に通うことにしました。治療計画の説明を受け同意書にサインを求められ何の疑いも持たずに署名をいたしました。治療が始まり、奥歯を抜歯した時もなかなか血が止まらず血圧も高いこともあり、抗凝血作用の薬を飲んでいることもあり、主治医の先生もインプラントの治療はよく考えたほうがいいとの話しだったのでインプラント治療を中止し、義歯にしたいと先生に話しました。

すると先生は私の肩をポンポンとたたき「気にすることはないよ、今までも止めた人はたくさんいるから」と言って部屋から出て行かれた先生は、私がサインをした同意書の写しと、違約金17万8200円の請求書を持ってきました。違約金はインプラント総治療費の15%だそうです。違約金の説明は一切受けていませんでした。予想していなかった突然の請求に動転し、現金など持っているわけもなく、払わないと帰れないと思い、たまたま持っていたクレジットカードで払ってしまいました。でも、どうしても納得がいかず息子に電話をしてもらいました。すると「説明はしなかったけれど同意書に書いてあるから」との返事でした。

家族と相談して弁護士さんにお願いすることにいたしました。インプラントの治療は、まだ開始していないので「お金を返してほしい」と書面で送りました。

その回答は「同意書の写しを渡しているので熟読しているはず、インプラントの治療中止申し出によって歯科医が受けた損害額は、キャンセル料を上回っております」とのことで、返金してもらえませんでした。損害額の内訳は、後付したようなおかしな金額ですけれど、自由診療なのでその金額をくつがえすことはできませんでした。それで、カルテの開示を求めると、カルテの開示は4440円の請求書が届きました。

カウンセリング料1万円が2回とありましたが、私はカウンセリングなんか受けたつもりはありません。まだまだおかしい記載はあります。開示してもらった治療内容の用紙には、その他の損害という項目があり、そこには

◆本件診療のために歯科ユニットを占領したところ、仮に、本件診療がなければ他の患者のために占領し、診療報酬を得ることが可能であったのに、これを受けられなかったことによる逸失利益損害計算方法

○○歯科医院の1時間当たりのユニット1台平均売上金額は金3万7500円(同○○歯科平均売上を900万円、診療時間を6時間、診療日数を20日、ユニット数を2台として計算。なお、うち保険診療で対応した直接的にはインプラント治療とはいえない治療に要した分として3分の1を控除した)

上記6時間分に相当する逸失利益損害は、
金3万7500円×6時間=金22万5000円
金22万5000円×2/3=金15万円◆

と記載がありました。

私は平均売上900万円なんて何の関係もありません。また売上に貢献するつもりもありません。あくまでも患者として行っているのです。私はこのこと説明会に出かけたことを猛省しております。結果は出なかったのですが、私のほかにも泣き寝入りしている人もいると思います。

今では始めたに気づいて中止をしたことがよかったと思っています。コンビニよりも歯科医のほうが多い今、歯科医選びは大切だとつくづく思いました。それで今回の件は一日も早く忘れたいです。

財界さっぽろ4月号に掲載されていた「歯科医選び=治療結果。このドクターに相談せよ」はもっと早く読みたかったです。>

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