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2015/07/07(火) ある医療法人理事長のセクハラ裁判

 道外にも歯科診療所を展開している医療法人で、セクハラ裁判が起こされているようだ。その事実を告発する書面と訴状の一部と思われる文書が、合わせて送られてきた。被告は法人理事長。訴状の通りなら、とてもこんな人物のもとで働く気にはなれないだろう。以下、告発文と訴状の抜粋。原文は実名。

<北海道と沖縄県に歯科診療所○○軒を経営している医療法人社団K会の理事長は、日常的にセクハラ・パワハラを繰り返している。医療を提供する医療法人社団の理事長としての人間性に問題が有ると言わざるを得ない。
ここ数年急速に拡大してきた同法人の体質そのものに問題が有るのか、理事長に問題が有るのかは不明であるが、このような裁判を起こされている法人が医療を提供すること自体に問題が有る。
役職員は事の事実を知らされておらず、理事長とその側近が隠蔽し裁判を進めていること自体が背信行為そのものと思われる。
また経営そのものも不透明で、理事長自らが職員に不正請求を奨励していると聞く。
そのせいか、心ある職員は退職し事務責任者も頻繁に交代している実態があると聞く。
ここで襟を正さなければ取り返しがつかないだろうし、監督官庁はこの実態をどう考えるのか甚だ疑問である。>

以下、訴状の一部を抜粋。

<第1 請求の趣旨
1 被告らは、原告に対し、金550万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え
2 被告医療法人社団K会は、原告に対し、金8962円及びこれに対する平成26年4月16日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え
3 訴訟費用は、被告らの負担とするとの判決並びに仮執行の宣言を求める。

第2 請求の原因
1 当事者
(1)原告は、昭和○○年○月○日生まれの女性であり、平成24年8月1日、被告医療法人社団K会(以下「被告K会」という。)に採用されて、歯科医師として勤務してきたが、平成26年3月31日、被告S(以下「被告S」という。)のセクシュアル・ハラスメント及び被告K会の職場環境配慮義務違反によって、やむなく退社した。
(2)被告K会は、歯科医院を営む医療法人社団であり、被告Sは被告K会の理事長である。

2 不法行為(セクシュアル・ハラスメント)に基づく損害賠償請求
(1)被告らの加害行為
ア 被告Sの加害行為について
(ア)平成24年7月28日
原告の就職直前の平成24年7月28日の午後8時頃、札幌駅近くの居酒屋で被告K会のドクター例会が行われ原告もこれに参加した。その際被告Sは、開始早々、女性である原告の居る前で、デリバリーヘルスの話を楽しそうにしていた。
そして、午後10時頃、一行は札幌市中央区北5条西5丁目JR55ビル●階「U」に移動し、同店個室において被告Sが原告の左隣に座った。
その場で被告Sは、右隣に座っていた原告に対し、同女の下着の中に右手を入れ、その手を左右に往復させて、6秒ないし10秒間にわたり、原告の臀部及び尻の割れ目部分を触った。
原告は驚きのあまり、背筋が伸びたが相手が就職先の理事長であるという立場もあり、声を出して「嫌です、やめて下さい」ということができなかった。
上記接触行為の数分後、被告Sは、再度原告の下着の中に右手を入れ、その手を左右に往復させ、原告の臀部及び尻の割れ目部分を触った。このときも原告は驚きの余り固まっているほかできなかった。
(イ) 平成24年9月頃
原告は、被告Sに対し仕事上の相談をし、話を聞いてもらったことに対し「ありがとうございます」という旨のお礼のメールを送信した。
すると、被告Sからは「いつでも相談に乗りますよ。デートの誘いならいつでもOK」という返信がなされた。
原告は、その返信を不快に感じ、直ぐに削除した。
(ウ)平成24年12月4日
被告Sはこの頃からメールにおいて原告を「■■先生」と下の名前で呼ぶようになった。
また、原告が仕事上の事項についてメールで応答したところ、メールにハートマークを入れ、「今度は食事でもしながらお話しましょう」と返信した。
(エ)平成25年1月5日
原告の誕生日に被告K会から花が贈られたことから、原告は被告Sに対しお礼のメールを送ったところ、被告Sからは「今度、ランチでも」と平成24年12月4日に引き続き食事に誘うメールが返信された。
(オ)平成25年1月19日
同日午後7時頃、「S」(札幌市中央区南4条西6丁目所在)にてドクター例会が行われた。
原告が店に到着した際、被告Sを除き他のドクターは未着であり被告Sのみが着席していた。
現場には予約席として2つのテーブルがあったところ、原告は被告Sの近くに行くとまた身体を触られる危険があると考えたことから被告Sとは別のテーブルに着席した。
しかし、午後10時頃、一行が別の居酒屋へ場所を移した際、被告Sは原告の後から入店し原告の左横に着席した。
同店における会話の中で、被告Sは被告K会医師一人である訴外◇◇氏から「S先生今の発言はセクハラだよ」と何度か注意されていた。
しかるに、訴外◇◇氏の注意から少し経った後、被告Sは右隣に座っている原告のジーンズ及び下着の中に右手を入れ、その手を左右に往復させて、原告の臀部及び尻の割れ目部分を触った。
原告は、驚きのあまり背筋が伸び、固まった。このときも原告は「嫌だ。やめて下さい」ということができなかった。
原告は、被告Sに対しセクハラが迷惑である旨を伝えるため、解散後、被告Sに対し「先生帰りました?」とメールをし、呼び出そうとしたが被告Sからの返信はなかった。
(カ)平成25年9月頃
この頃行われたドクター例会にて、被告K会の×××××歯科で勤務している被告Sの訴外△△△△について話題となった。
この中で、訴外△△氏(被告K会×××××歯科院長)から「最近、■■(■■■■)がだるそうにしている。彼氏ができたようだ。」との発言があり、これに対し原告が「色々と忙しいんじゃないですか。遊びに行ったり。」と発言した。すると、被告Sは、女性である原告の居るその場で、突然「うちの娘は処女です。絶対処女です。」と誰も聞いていないにもかかわらず、性的な発言を行った。
(キ)平成26年1月6日
原告の誕生日に被告K会から花が贈られてきたので、原告が被告Sに対しお礼のメールを送ったところ、被告Sからは「先生の美しさには適いませんが…。」という返信がなされた。
(ク)平成26年3月1日
この頃、被告K会においては原告を院長とした札幌市▲▲地区への新規医院開設が企画されており、解説に向けた打合わせが行われた。
その席上で、タービン(口腔内に入れ、歯を削る時に使用する器具)について検討がなされた際、原告が「小さいほうが使いやすくていいです。」という旨の発言をしたところ、被告Sは原告に対し「えっ、先生大きいほうがいいんじゃないの。」などとニヤニヤしながら言ってきた。
原告は、当該発言を無視しようとしたが、被告Sは「先生大きいほうがいいんじゃないの。」「大きいほうがいいんじゃないの。」とニヤニヤしながら繰り返し発言した。
(ケ)小括
被告Sの上記各行為は、セクシュアル・ハラスメントにあたることが明白であって、被告Sは、民法709条に基づき、原告に生じた損害を賠償すべき義務を負う。

イ 被告K会の加害行為について
(ア)事業主には、雇用機会均等法第11条1項において、職場における性的な言動に起因する問題に関する雇用管理上の配慮義務が認められているところ、同義務を踏まえると、事業主は被用者に対し、セクシュアル・ハラスメントのない働きやすい職場環境を保つよう配慮すべき義務が存在する。
(イ)しかるに、被告K会においては、理事長である被告Sが自ら原告に対しセクシュアル・ハラスメントを繰り返しており、上記職場環境配慮義務違反がることは明白である。

以下省略>

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