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集部日記

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2011-06-30 過ぎてしまったことをあれこれ悩んでも…

過ぎてしまったことをあれこれ悩んでも仕方がない。そんなことをよく考えています。ただ、達観の境地に達してるわけではありません。むしろその逆。最近、私自身が仕事上で失敗をしてしまい、くよくよと「あのとき、こうしていなければ」と、何度も思ってしまうのです。そのたびに「時計の針は戻せない。これからどうするかを考えよう」と気持ちを立て直すのですが、心が弱いのでしょう。なかなか完全に振り切ることはできません。失敗のない人生はないし、ミスが完全に起きない仕事は存在しない。そう頭ではわかっているつもりなんですが…。

みなさんはどう失敗とつき合っているのでしょうか。自己流の方法はいろいろあるのでしょうね。私の1つの方法は、本やマンガに没頭することでしょうか。だから、なにか失敗をした時期は、いきなり読書量が増えます。棚から適当に文庫本を引っ張り出して読み、書店に行っては、さして関心のない本や雑誌まで買ってしまいます。

ただ、しょせんは一種の逃避行動。意識が仕事のフィールドに戻ってくると、再び後悔の念がまとわりついてきます。結局のところ、自分がその失敗から学んだ点があることを意識し、時間と忘却という“治療薬”に頼るしかないのでしょうね。

さて、こんな話をくどくどと書いていると、またマイナス思考に陥ってしまいそうなので、話題を転じます。

先ごろ、弊社から観光系の雑誌「ときめき旅北海道」の第3号が発売されました。実は、この雑誌にちょっとだけ私もかかわっています。「すぐそこにある秘境」という連載コーナーを担当しており、今回は道南のせたな町にある太田神社(太田山神社とも言う)に足を運びました。ただし、コーナータイトルから想像できるように、普通の神社ではありません。山の中にそびえる断崖絶壁にある岩穴の中に本殿があるんです。

道道740号沿いにある最初の鳥居から、急な階段と険しい山道を登ること1時間余り。やっと岩穴の下に着きます。20年近い喫煙歴があり、日頃全く運動をしていない38歳の肉体にはこたえました。すぐに肺が悲鳴を上げ、汗がだらだらと流れ、思考は途絶えました。ただ、この苦しさは序の口でした。岩穴の本殿にたどり着くには、さらなる難関があったんです。実は…。あとはぜひ「ときめき旅」で読んでいただければ。ただ、これだけは言えます。命のキケンを感じたと。(野口晋一)