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建築予定地で行われた地鎮祭の様子

医療法人「桂翔会KEIRINメディカルグループ」(本部・札幌市)は、札幌市西区発寒に児童発達支援施設を開設する。10月27日に地鎮祭を行い、工事の安全を祈願した。

 医療法人「桂翔会KEIRINメディカルグループ」は、「桂林耳鼻咽喉科・中耳サージクリニック」(札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6­­‐2)の運営母体で、2026年4月、札幌市西区発寒に「桂翔会児童発達支援センター」の開設を予定。「児童発達支援事業所サルビア」と「放課後等デイサービスカルミア」を併設する。

 10月27日に行われた地鎮祭には施設の設計を手がけたバウフィス一級建築士事務所(本社・札幌市)や、建築工事を担当するASIRI(本社・札幌市)など関係者が出席。工事の安全を祈願した。

 同施設では、言語聴覚士や作業療法士、理学療法士が一人ひとりの子供に合わせて、個別リハビリとグループ訓練を組み合わせた支援プログラムの提供を予定している。

 桝谷将偉桂翔会KEIRINメディカルグループ理事長は「クリニックでの診療では、発達障害を理由に他院で受診を拒否された方の来院も珍しくなく、〝医療は平等〟という精神のもと、一人ひとりの患者さんと向き合ってきました」と話す。

 また「十分なサポートを受けずに聞く力が育たず、生活に支障をきたすケースも多く散見されます。対人コミュニケーションや身体的、言語的発達で不安な保護者様は、ご相談ください」と桝谷理事長。

 利用に関する詳細は開業準備室☎080・45057555まで。

26年4月に開設する「桂翔会児童発達支援センター」(完成予想図)