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集部日記

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2015-04-20 週刊誌レビュー(4月13日~4月19日)

4月17日、沖縄県知事の翁長雄志さんは、ようやく首相の安倍晋三さんとの会談を実現させました。昨年12月の知事就任以来、ずっと求めていた会談です。なぜこのタイミングかといえば、今月下旬に安倍さんが訪米するからとしか考えられません。アメリカ政府に「辺野古への基地移設を“粛々と”進めています」というためのアリバイづくりです。沖縄県民を愚弄するにも程があります。姑息過ぎて呆れます。その前段の4月5日、翁長さんは官房長官の菅義偉さんと会談しました。菅さんが記者会見や国会審議で繰り返す「粛々」に対し、「上から目線の粛々という言葉を使うほど県民の心は離れて、怒りは増幅していく」と強く訴えたといいます。週刊現代4月25日号は「あーあ、やっちゃった……ニセモノの限界かもしれない 菅官房長官『粛々と』大失敗」と指摘。週刊東洋経済4月18日号も「辺野古移設問題で激突 地元民意踏みにじる政府」と菅さんの対応を非難していました。

沖縄の独立論は日に日に高まっている印象です。週刊朝日4月24日号は「中台『爆買い』で好景気、消える基地頼み 保革共闘激化する基地反対運動 翁長知事『辺野古は不可能』の根拠 沖縄が日本を見限る日」と報じ、さらに同誌では元外務官僚の孫埼享さん、元首相の鳩山由紀夫さん、新右翼団体「一水会」代表の木村三浩さんによる鼎談「安倍首相は沖縄“植民地総督”にでもなったつもりか!」も掲載していました。これに対し、沖縄独立の裏には中国がついているのだから危険極まりないと唱えるのが週刊文春4月23日号。「新聞・テレビが目を背ける沖縄のタブー 翁長知事を暴走させる中国・過激派・美人弁護士」。週刊実話4月30日号も「安倍政権を大混乱に導く中国が仕掛ける『沖縄独立』の攻防戦」とあおっていました。それに対し、週刊ポスト4月24日号は「上から目線の辺野古移設が大ピンチの中―安倍政権が“粛々と”広める『翁長知事は中国の手先』工作のお粗末」と、官邸が中国謀略説を流していると指摘していました。

4月12日投票の統一地方選で、大阪府議会、大阪市議会ともに単独過半数には届かなかったものの、第一党は確保した大阪維新の会。5月17日、大阪都構想の是非を問う住民投票がおこなわれます。ここにきて週刊誌各誌は、維新と自民党の接近を伝えていました。サンデー毎日4月26日号は「自民“ねじれ”と改憲思惑と…橋下市長『大阪都構想』正念場」、フライデー5月1日号は「大阪都誕生 安倍・橋下連合政権で日本はこう変わる!」、そして週刊朝日が「改憲へ安倍戦略 5・17大阪都決戦で接近する橋下維新と官邸 都構想実現後、橋下氏が参院選出馬?自+公+維で改憲勢力」という具合です。確かに、安倍さんと橋下徹さんが組めば、一気に改憲へとなだれ込む可能性は大です。

維新の党を除名された代議士・上西小百合さんに関する話題は今週も尽きません。週刊大衆4月27日号は「国会サボってショーパブ&温泉デート疑惑 橋下維新が除名も議員辞職せず 浪速のエリカ様『厚顔』の理由」、週刊現代「橋下激怒で除名 上西小百合を『刺した』謎の怪文書」、週刊文春「浪速のエリカ様 上西小百合『父の車』『事務所費』に大阪府警が関心」、週刊ポストは「上西小百合代議士の『巻き舌秘書』は前のボスとも“トラブル心中”歴」と公設第1秘書・家城大心さんの“成り上がり人生”を記事化していました。そして、週刊実話は「上西小百合 極秘入手!現役国会議員初のパイパン『懺悔ヌード』」と、実に同誌らしい話題を提供していました(笑)。

先週からの続報でいうと、日本テレビアナウンサー・上重聡さんに因んだ記事も目につきました。フライデーは「現地ルポ 港区の高級タワーマンション最上階ではお隣さん。三浦半島の超豪華別荘も利用… 日テレ上重聡アナがしゃぶったABCマート創業者の金満財布」、週刊実話「『スッキリ!!』スポンサー激怒で日本テレビ上重アナがいよいよ崖っぷち」、週刊文春「日テレ上重聡アナ 親友松坂大輔から贈られた『友情ボール』売却!WBC優勝時のインタビュー直後に上重アナが貰った記念ボールがオークションサイトに…」。まさに人間性が疑われるようなこうした記事が出てくると、4月からレギュラー出演している情報番組「スッキリ!!」の降板も避けられないかもしれません。さらに、週刊ポストは「浮世離れの“電波の巨塔”テレビマン“放送禁止”座談会『日テレ・上重のマンション&ベントレーなんて氷山の一角。人気アナ&有名プロデューサーの役得はハンパないよ』」、週刊アサヒ芸能4月23日号は「日テレ・上重アナ『億ション&高級外車』は氷山の一角 人気美女アナ『ズブズブ利益供与』実態をタブー公開!」と、テレビ局とスポンサーのズブズブの関係を暴露していました。

週刊誌ネタとして非常に興味深い事件が発覚しました。フィリピンで延べ1万2660人の女性を買春、15万枚の写真を撮り約400冊のアルバムに記録していたという元横浜市立中学校の校長が、児童買春・ポルノ禁止法違反で神奈川県警察に逮捕されたのです。週刊文春は「現地取材 フィリピン買春1万2千6百人の変態校長64歳」、週刊新潮4月23日号「フィリピンで1万2000人を買春!井原西鶴『好色一代男』の3倍!欲望を完全解放した『元中学校校長』絶倫熱帯夜」、フラッシュ4月28日号「1日に10人、ハーレム状態で積み重ねた驚愕の数字…70代女性は撮影係か 1万2千人買春校長押収アルバム卑劣中身」、フライデー「同僚が初めて語る1万2000人をハメ撮りした“性獣”先生の行状 フィリピン買春校長が韓国連れ出しパブを訪れた夜」、週刊朝日「ロリコン逮捕の元校長 女生徒に“人気薄”の担任時代」と書き放題。そもそも、なぜ発覚したのかというと、端緒はアメリカ当局の潜入捜査だといいます。興味のある方は、ぜひ各誌を。おぞましい買春のプレイ内容も含め、かなり詳しく書かれています。

これも週刊誌的に面白いネタなのですが、単なるパブリシティなのか、売名行為なのかよくわかりません。「生活の党と山本太郎と仲間たち」の参議院議員・山本太郎さんの元妻がAV女優になったというのです。週刊文春は「18歳差婚もスピード離婚 山本太郎元妻がAV女優になっちゃった」、フライデーは袋とじで「何が彼女を決意させたのか 山本太郎議員の元美人妻がAVデビュー衝撃的な官能美!」。同誌は、入籍した2012年当時の山本夫妻の写真と、AVに先駆けて4月14日に発売された写真集「深海」の官能ショットが掲載され、元妻の容姿が対比できる内容。デビューする女優の名前は「芹奈々子」。山本さんと結婚したのは「割鞘朱璃」という女性。パッと見、別人のようにも思えるのですが、同一人物で間違いないようです。いったい、彼女に何があったのでしょう。興味はそそられます。また、山本さんについては、週刊新潮が「昨日の友は今日の敵!『中核派』に見限られた変節の人『山本太郎』」という記事を掲載していました。

中国関連の記事を見てみましょう。週刊朝日の「アジアインフラ投資銀(AIIB)の衝撃 取り残される日本」という一般的な視点に対し、週刊新潮は「参加料3600億円という中国『AIIB』に日本は敗北したのか」と問題提起をしていました。アエラ4月20日号は「冷徹にAIIB参加へかじを切った英国と戦略なき日本 英中が狙う人民元経済」と報じています。私個人は特段、参加する必要はないと思っています。それはアメリカに追随するという意味ではありません。アジアに対する投資には、日本が主導する「アジア開発銀行(ADB)」という仕組みがすでにあるからです。ただ、使い勝手がよくないという話も聞こえてきますので、AIIBができることで切磋琢磨し、ADBをよりよい機関にすべきなのではないでしょうか。確かに中国国内の事業については、AIIBに参加しないことで日本企業の参入は一歩出遅れることにはなるでしょう。しかし、アジアの開発は中国だけではありません。目先のことにとらわれると、往々にして悲惨な結果になるものです。本質を見失ってはいけません。

中国はいま、各地で傍若無人な行動をとっているようです。Newsweek日本版4月21日号は「サンゴ礁を埋め立てる中国の高尚な言い分」と南シナ海南沙諸島で強行している埋め立て工事の模様や、「爆買いされる資源と性 遊牧民を悩ます中国の野心」とモンゴルの由々しき状況を伝えていました。週刊ポストは「3000万人中国人“信者”の親日家を警戒? 蒼井そらも“抹殺”!習金平『日本人AV女優狩り』闇指令が下された」と日本の影響力の弱体化に腐心する中国政府の内情をリポート。一方で、週刊現代は得意の「全国民必読レポート」として「彼らなしではもう日本経済は成り立ちません 耐えて儲けよ、ニッポン 中国人『爆買い』ツアー ボロ儲けの現場報告」という記事を掲載。うまく付き合っていくことが重要だと説いていました。週刊プレイボーイ4月27日号は「そもそも守秘義務契約が日本とアメリカで違った!? 極秘なはずのTPP交渉内容が“アメリカ議員にだけ全文公開”のウラ事情」という記事を掲載していました。アメリカと中国、どちらを信用します? 日本国民はよくよく考えなければいけません。もちろん、どちらも信用しないという選択肢もありますが……

サンデー毎日と週刊朝日の大学受験特集は今週も続いていました。いずれも医学部に特化した内容です。サンデー毎日は「本誌だから分かる全国3000高校調査 国公立大医学部に強い高校地域別ランキング」などで全36ページ(関連広告含)。週刊朝日は「大学合格者高校ランキング 医学部に強い高校」など全27ページ(同)。さすがに受験特集も今週で終わりでしょう。なにせ6周連続ですからね。ただ、先週も「今週で終わりでしょう」と書いたのですが、見事に外れました(笑)。

経済関連では、フライデーが「『上場バブル』500億円が消えた スマホゲームの雄、gumi東証一部上場→一瞬で赤字転落に疑惑噴出」が興味をひきました。上場からわずか80日後、gumi社長の國光宏尚さんは、今期営業利益が当初の13億2900万円の黒字から、4億円の赤字になると発表。株価は上場時の半分以下となり、会社の決算見通しを信用して株を買った投資家の多くが大損した格好になりました。投資こそは自己責任ですから、こうしたことも起こることを想定して参加しなければいけません。それにしても見通しはあまりにもズサンでした。そこに何か意図的なものを感じざるを得ません。週刊東洋経済は「活況ムードに冷や水 続出するお粗末IPO」、週刊ダイヤモンド4月18日号は、マザーズへの上場を4月28日に控えるスマホ向けニュースアプリを運営する「グノシー」について「揺れるグノシーの大型上場 審査強化で新興市場に激震」と報じていました。

では今週、私が注目した記事です。週刊文春が「萬歳バンザイ 農協のドン辞任の舞台裏」を伝えていました。4月9日、JA全中(全国農業協同組合中央会)の会長・萬歳章さんが突然、辞任しました。一連の農協改革で心が折れたのではと見る向きもありますが、その真意は推察するしかありません。ただ、次期会長はJA北海道中央会会長の飛田念章さんという噂もあり、目が離せないところです。週刊プレイボーイの「検証・民主党政権はなぜ失敗したのか?」。私もこうした総括がいまこそ必要だと思います。そこで登場するのが小沢一郎さん。2週連続インタビューの前編です。「政権奪取の舞台裏で、あのとき何が起こっていた?小沢一郎『日本も民主党も、民主主義とは何かがわかっていない』」。結構、突っ込んだ話で、来週が楽しみな中身になっていました。Newsweek日本版「中東の戦乱に消える古代遺産」は心が痛みます。すでにかなりの数の遺跡等が破壊されているようです。もとをただせばアメリカの中東戦略の失敗です。そんな国に従属するメンタリティが、私にはわかりません。週刊ポストのカラー企画「健常者も『これは便利!』とうなるアイデア商品66を一挙紹介 高齢大国のイノベーション力を見よ!進化する介護グッズ」も感心しました。最先端の介護ロボットも紹介するなど、なかなか充実した16ページ。高齢化の最先端をいく日本ならではの商品の数々で、必ずや世界に貢献できることを確信しました。

以下、北海道に関連した記事を。週刊現代「日経新聞の連載が『面白すぎる』と大評判 いじめ、カンニング、家出に闇アルバイト ニトリ社長に聞いた『私の履歴書』ホントのところ」。この記事は、北海道在住のライターが担当したようです。週刊ダイヤモンドの特集は「もう神の手はいらない?がん最前線」。その中で「患者の多いがん拠点病院100」を掲載していました。国立がん研究センター「がん診療連携拠点病院等院内がん登録2012年全国集計」をもとに作成したものです。拠点病院397施設のうち、単純に登録症例総数の多い施設のランキングです。ちなみに1位は東京都の「がん研究会有明病院」の6836症例。道内の施設では50位に「北海道大学病院」(2457症例)、66位に「北海道がんセンター」(2292症例)、71位に「札幌医科大学病院」(2210症例)、85位に「手稲渓仁会病院」(2011症例)となっていました。

週刊実話の短期集中連載「北野武監督映画『龍三と七人の子分たち』公開記念出演者リレー 不良ジジイの極意」の第6回は、北海道出身の品川徹さんが登場。映画の中では「早撃ちのマック」役で出演しています。御年79歳の大ベテランです。週刊プレイボーイでは映画『王妃の館』公開記念として、原作を書いた作家の浅田次郎さんと、北海道出身の俳優・水谷豊さんのプレミアム対談が掲載されていました。次回作では、2人の共演が実現するかもしれません。週刊現代の「日本一の書評」では 北海道出身のノンフィクション作家で評論家の保阪正康さんが書いた『昭和天皇実録 その表と裏①太平洋戦争の時代』が紹介されていました。

昨日の東北楽天ゴールデンイーグルスとの対戦で開幕4連勝を果たした北海道日本ハムファイターズの大谷翔平さん。しかも完封でした。フライデーの「大谷翔平を打てる男は日ハムの中田だけ!」との“大ヨイショ記事”も納得です。同誌連載の「スポーツは人間ドラマだ!」は、2007年10月11日におこなわれたWBC世界フライ級タイトルマッチを振り返っていました。「内藤大助vs亀田大毅 反則だらけの『ダーティ一家』誕生!」。北海道出身の内藤さんが試合後に「彼は自分の距離にならないと、パンチを打てない選手だった」とコメントしたが印象的でした。週刊現代の巻頭カラーは「素顔の『美人アスリート』」。北海道出身の水泳選手、田中雅美さんが登場していました。また同誌の特集「有名人100人が選んだ『昭和の英雄』マイ・ベスト3」には、北海道出身の横綱・大鵬さんが総合13位にランクインしていました。ちなみに1位は長嶋茂雄さん、2位は美空ひばりさん、3位田中角栄さんでした。

フラッシュの「鉄道テーマパークに行こう」では、北海道から「小樽市総合博物館(本館)」と「三笠鉄道記念館」が紹介されていました。小樽市総合博物館では米国製のアイアンホース号に無料で乗車可能。三笠鉄道記念館では本物のSLを日本で唯一運転することができるそうです。全国には、たくさんの鉄道に関するテーマパークがあります。鉄道マニアでなくとも行ってみたいと思わせるところが多くることに、あらためて気づかされました。週刊現代の袋とじは北海道出身の女優、関根恵子さんの水中ヌードを掲載。デビュー当時の未公開写真が14カット。若々しい肢体が堪能できます。興味のある方はぜひ同誌を。フラッシュの「ミスFLASH 2015 恥ずかしいけど、ココを見て!」では、ミスFLASHの1人に選ばれた北海道出身のあべみほさんが「美脚」をアピールしていました。週刊プレイボーイの「最強地下アイドル『仮面女子』ナンバーワン決定戦 まさかの決着!!」では、同誌が企画した「仮面女子暫定エース決定戦」で、北海道出身の森カノンさんが優勝。大方の予想は、単体での露出も多い天木じゅんさんや立花あんなさんでしたが、いざフタを開けてみると以外な伏兵が優勝したのでした。

週刊大衆の「北は北海道・釧路から南は沖縄・辻まで津々浦々 日本全国で潜入取材 美女がいる『1万円マル裏フーゾク』徹底ガイド」では、釧路市の本サロを紹介していました。週刊実話の袋とじ企画「アテンションプリーズ FUCKプリーズ!! スチュワーデスAV物語」には総勢12人の人気女優が大集合。その中に北海道出身の大槻ひびきさんの『スチュワーデス、ひびき流出!失禁プライベートSEX』が紹介されていました。同誌「文句あるならタイマン張るぜ!ヤンキーシネマ血風録」でも、大槻さん主演の『六本木ヤンキー戦争』が取り上げられていました。同誌のグラビアには「女体の目覚め」として北海道出身のAV女優・美月あおいさんが登場。同誌連載の「ヌキなび」は、札幌のデリヘル「学校へ行こう」を紹介。「超人気爆発中の学園系ナンバーワン級宣言!」のようです。ではまた来週。(鈴木正紀)