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集部日記

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2011-06-15 議員とは

6月も半ばを過ぎたにもかかわらず、この肌寒さには閉口します。それも今日(15日)までの辛抱だとは思いますが、まるで今の政治状況のよう。ここまで機能がマヒし、国民の意識と乖離しているさまは、ゾッとします。いよいよこの国も危ういところにきたなと思わざるを得ません。

国会を見ていてわかるように、議員の質はどんどん劣化しています。それは地方議会も同様です。あまりのレベルの低さに、めまいがします。どれほどの議会が本当に行政をチェックできているでしょうか。有意義な法律をつくっているでしょうか。

何の結果を出さなくても、居眠りをしていても、1日も職場に出なくても、選挙活動だけしていても、政務調査費をごまかしても、高い給料だけは出る。「センセイ、センセイ」と呼ばれ、一段高く扱ってもらえる。こんないい商売はありません。だから自分の子どもにもやらせようとする。

まじめに仕事をする必要がないのですから劣化して当たり前です。そして、マスコミは、そんな人たちを相手に記事をつくる。ほとんど“与太話”の部類。そんなもので世論を形成してしまうのですから、こちらも背筋が寒くなるような話です。

いまや議員という職業は、ニートやフリーターのいい就職先です。若者が政治に興味を持ち、参加すること自体は、大いに結構なことです。しかし、何か高邁な理想を持って議員になったのかというと、疑問符のつく人も少なくありません。それでも務まってしまうのですから、恐ろしい限りです。

7月号では、そんな議員の話が随所に出てきます。税金で身分保障される公人としての自覚を、どれだけの議員が持っているでしょうか。その現状を知れば、薄ら寒さを覚えること間違いありません。

そのほか、JR石勝線の特急脱線火災事故の深層、道内主要建設会社317社の健全度、さらには“木枯らし紋次郎”こと元参議院議員で俳優、作家、脚本家の中村敦夫氏のインタビューなど、注目記事が目白押し。今月も見逃せない「財界さっぽろ」。いますぐ書店、コンビニへ。(鈴木正紀)