「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 編集部日記

集部日記

このエントリーをはてなブックマークに追加

2010-02-24 北海道を出よう

 道外の人ほど、北海道のことをほめてくれるものです。そして、北海道のいいところもまたよく知っている。驚くほどファンは多く、あこがれを抱いています。
 ちょっと過激ですが、逆にいうと道民は北海道のよさがまったくわかっていません。どんなふうに外から見られているのかも知らない。どこが秀逸で、何が長所なのかも理解していない。それに気づかせてくれるのが道外の人なのです。
 これまでもそうした人たちから、いろんな提言や未来の可能性が語られてきました。しかし、道民は話を聞くだけで、それを実現に移そうとはしません。切迫感がないんでしょうか。よくも悪くも、道民の特徴は、のん気なところですからね。
 では、道民が足元の宝ものに気づくためにはどうしたらいいのでしょうか。
 答えは簡単です。道民自身が外に出る。外に出て、広い視野を持って、再度ふるさとを見つめる。そのときに初めて北海道の優位性がわかるというものです。若い人にはそうあってほしいと切に願います。
 サケの回遊ではありませんが、何年か道外(海外も含めて)で暮らし、そして帰ってくる。ただ帰ってきてもそうそう仕事はありませんから、仕事も持って帰ってくる。かなり虫のいい話ですが…。そういう人が増えれば、北海道は劇的に変わっていくでしょう。仮に、仕事がなくても北海道に来れば何とかなる、そんな希望の大地として北海道は存在したいものです。
 いまでも北海道はそうした包容力を持っているはずなのですが、そうなっていないところに問題があります。「お上が何とかしてくれるだろう」的な“思考停止状態”はもうやめましょう。(鈴木正紀)