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集部日記

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2009-12-22 わが古里・浦河の風物詩が消える

 12月15日の北海道新聞社会面に、《浦河町の浦河神社で毎年1月2日に行われている“騎馬参拝”が、神社側の「一般参拝客の妨げになる」という指摘を受け、同町の西舎神社に場所を移す》―という記事が載っていました。
 101段の急な階段を20数頭の馬が参拝のため人とともに上り下りする様子は、正月の風物詩として100年続いてきました。
 実はこの“騎馬参拝”の舞台と成ってきた浦河神社は、私の父方の実家=本家なのです。私の祖父は新潟県の出身で、道内の小学校で教員をやっていましたが、退任後は息子(長男)が宮司を務めていた浦河神社に住んでいました。私の父も、少年時代や浦河2中の独身教員時代、浦河神社に同居していました。現在は私のいとこが宮司を務めています(※ちなみに同町内の浄土真宗西本願寺派の乗誓寺は母の実家。隣町の様似住吉神社の宮司も父方のいとこです)
 浦河は役所(支庁)と漁業と軽種馬(主にサラブレッド)の生産でもっている町です。中でも軽種馬は「サラブレッドの町」を名乗っているほどですから、浦河の1番の売り物と言ってもいいでしょう。神社や氏子のみなさんと、馬の参拝を行っている方々との間でどのような話し合いがなされ、どのような齟齬(そご)が生じたのかは正直言ってわかりません。
 ただ、古里を思い出す正月の風物詩が消えるというのは、やはり寂しいなというのが実感です。  (酒井雅広)