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2016/01/08(金) 担い手補助事業の不正

 国が金を出す補助事業は数多ある。その中で今回告発が寄せられたのは、林野庁が「全国森林組合連合会」を通じてカネを出す担い手補助事業「緑の雇用」について。ある木材会社の子息がこの事業に登録しているのだが、実際には参加せずに補助金だけをもらっているという。これでは研修自体に疑惑の目を向けられかねない。実際に研修に参加していると思われる人間からの怒りの告発。以下要旨。原文は実名。

<このような封書を突然送付いたしまして失礼いたします。

私は、林業の就業者で全国森林組合連合会の担い手補助事業である「緑の雇用」事業の研修生です。1年~3年という期間で各事業体で現場研修をしたり、都道府県別に集合した集合研修を行ったりし、多くの資格を取得できるという、真面目に取り組んでいる参加者、事業体にとっては大変勉強になり、就業しやすいというとても良い事業であります。

研修の資格取得だけでなく研修期間においては毎月数日分に対しても助成されており、研修日報や研修写真を提出する事で補助を受けています。その中で、北海道のT町にある「E木材産業㈱」という事業体が社長の息子を研修生として登録しながらも研修をせず、嘘の報告書を提出し補助金を受給しているにも関わらず、堂々と国の事業を行ったり、町の山林管理を行っているという事実を林野庁や全国森林組合連合会等が隠蔽し公表もせず事業体と一緒に隠しているという事に、真面目に参加している私たちは怒りと悔しさ、憤りを感じています。

私がこの事業体のある町まで行き朝の朝礼を見て、現場へ向かう所を隠れて見ていましたが、その時も「彼」は現場に向かうのではなくグループ会社なのかガソリンスタンドへ向かい勤務していました。また、別の日には製材工場に向かっていたりと、研修スケジュール的にも日数はそこそこタイトにも関わらず他の仕事をしていることから、明らかに嘘の報告をしていると私は実感しました。また、年に数回行う集合研修ではレベルが全く上がっておらずというか、現場仕事をしていないという事が経験者から見ると一目瞭然で、研修者の中からも多くの疑惑が上がりました。そして何より同じ会社の研修者から「社長の息子は毎日現場に行ってないしね」という事を聞き、許す訳にはいかないと思いました。

こうした事業体を野放しにすることで私たち研修生全体に疑惑の目を向けられることにもなり兼ねない。そして本当に利用して就業促進、経験を高めて成長している事業体にとってこれほど腹立たしいことはありません。>

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