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よもやま話

阿部 明
昭和14年12月生まれ
37年スポーツ新聞社に入社、高校野球などの一般スポーツほかプロレス、競馬、釣り記者を経て現在に至る。記者歴37年。北海道スポーツ記者倶楽部会友。

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2015年3月号 最高レベル

 日本食だとばかり思っていた寿司が、いまや世界の90カ国以上で食べられているそう。それも箸を上手に使ってのしぐさは、まさにこれぞ国際的。そんな楽しそうな風景が各国で繰り広げられているのだ。ただ、日本のようにシャリの上に魚をのせてのものは少なく、創作寿司と称してカキやサーモンを油で揚げ、軍艦巻きのようにして食べるのである。さらにその上にやたらとマヨネーズをかける。とても寿司とは思えないシロものが多い。
 そんな背景もあってか回転寿司も各国で大流行中。青い目の人たちもくるくる回ってくるネタに一喜一憂して食べ比べている。もちろん発祥地は日本。1958年に大阪で誕生した。当時は寿司コンベヤー機と言われ、ごく初歩的なものであったよう。北海道にもほどなく上陸、寿司という高級感をぬぐい去り気楽に家族で食べられる場となった。
 道内で営業している回転寿司店は約200軒。これは全国的にみてもかなりの激戦区だそう。当然、競争も激しくなる。ならば勝負は旨さと価格の安さ。タイやウニなどが100円で口に運べるという消費側にとってはなんともありがたい話。腐敗が早くその昔は現地でなければ食べられなかったサンマのネタを取り入れ繁盛している店もある。東京・日本全国寿司協会によると「道内の店は質、雰囲気とも最高」だそうで誇れるレベルなのだ。