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集部日記

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2011-12-14 年男、12年後は…

2011年も残すところあと半月となりました。ここにきて「ヒッグス粒子」なるものが突如登場。一般人にはちんぷんかんぷんですが、物理学の世界ではものすごい発見らしく、今朝(12月14日)の新聞、テレビのニュースなどは、こぞってこの話題を報道していました。世界の物理学者が40年以上にわたって探索してきた物質とか。これで宇宙の成り立ちが説明できるというのですから、何とも壮大な話です。

みなさまにおかれましては、どのような1年だったでしょうか。振り返れば、統一地方選、首相交代、JR北海道の特急事故、同社長の謎の死、記録的な超円高、大阪ダブル選挙での「大阪維新の会」勝利等々、いろんなことのあった1年でしたが、やはり3・11の東日本大震災、その後に続く東京電力・福島第1原子力発電所の事故に尽きるのだと思います。

これだけの大惨事を経験すれば、価値観は変わって当然です。いや、変わらなければならない。市民の意識は確実に変わってきていると思いますが、国の中枢は相変わらずの旧態然、この期に及んでも機能不全を起こしているとしか思えません。私などはついつい「無常」の境地に陥ってしまいます。決して「あきらめ」とは違います。「達観」してしまうのです。悪い癖なのかもしれません。

どこか運命論的なものが頭の中にあるんだと思います。世の中に偶然はなく、起こる事象のすべては必然で、因果応報というか、なるべくしてなったというか、いまの自分の行動が未来の結果をつくり出すということです。その意味でいえば原発事故も「その危険性を知りながら看過してきた結果」ということもできます。しかし、だからといって東電や政府の対応を許していいということにはなりません。

年が明ければ、またひとつ年を取ります。私の場合、来年は4回目の年男。よくよく考えると12年前の干支の年にいまの会社にお世話になっています。その前の干支の年は公務員でした。なんだか不思議ですが、過去を振り返っていても仕方ありません。果たして、12年後の自分は何をやっているのやら……。生きていればの話ですけどね。

明日15日、新年特大号が発売になります。総ページ数は362。通常月より100ページ以上多い、文字通りの「特大」です。読者のみなさまには、厚いし、重いし、お値段も通常より50円ほどお高くなっておりますが、おめでたい新年ということでご容赦を。編集人の私が言うのもなんですが、これだけの充実した内容の本はそうそうお目にかかれません。今月も絶対自信の1冊です。明日はお早く書店・コンビニへ。(鈴木正紀)