「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 釣り > 魚よもやま話
写真

よもやま話

阿部 明
昭和14年12月生まれ
37年スポーツ新聞社に入社、高校野球などの一般スポーツほかプロレス、競馬、釣り記者を経て現在に至る。記者歴37年。北海道スポーツ記者倶楽部会友。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年1月号 外来種

 全国的にはもちろん北海道でもいま魚界の生態系を壊すとなにかと話題になっているのが外来種といわれる魚類。このままでは日本本来の魚が絶滅の危機にあると問題になり駆除しようという運動が盛んになっている。その代表的なものがブラウントラウトとブラックバスだろう。
 まず両魚を紹介するとトラウトは、ヨーロッパ原産のサケ科の魚で4~5年で体長40~60センチに成長する。サケの稚魚や在来種の幼魚を食べるため防除対策の特別魚になっている。一方、ブラックバスはアメリカの原産でサンフィッシュ科。幼魚のうちは動物性プランクトンを食べるが、成長すると肉食になり魚はもちろんカニ、エビやカエルまで捕食する厄介もの。65センチの大魚が記録されている。
 また、これらの魚と在来種との交雑種も問題視されていて純粋な日本の魚がいなくなるともいわれている。中でもアメマスは減る傾向にあるとされ道立内水面水産試験場では、道民の皆さんに「北海道
の河川湖沼でいまなにが起きているかを考えてほしい」と問題を投げかけている。
 ただ、釣り人には大変人気があり、特にルアーファンを席巻するほどの引きの強さは魅力いっぱいだ。食べてもフライ、ムニエル、レモンをきかしたボイル焼きは最高の美味。ちなみに寿司ネタのサーモンの多くはサーモントラウトである。