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新号のさわりを読む2011年6月号

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■カラーインタビュー河村たかし名古屋市長 「減税なくして行政改革は進まない」

「増税で喜ぶのは役人と政治家だけ。苦しいときこそ減税だ」ーー河村たかし名古屋市長の率いる地域政党「減税日本」は愛知県知事選、出直し市長選、市議選で勝利し、その名を全国にとどろかせた。ポピュリズムとの批判は確かにあるが、その主張には既存政党にない大胆さとパワーがある。地方から改革の風を巻き起こそうとしている河村市長は、減税の先に何を見ているのか。インタビューでは地方議会と首長の在り方についても舌鋒鋭く論じている。

■カブトデコム資産隠し疑惑、米国資産を信託受託した2人の男

 本道経済を一変させた北海道拓殖銀行の破綻。その元凶とされるのが不動産会社・カブトデコムへの巨額の融資だ。貸し手の銀行幹部らは民事訴訟で膨大な賠償責任を負わされた。ところが、借り手側のトップ、佐藤茂氏は拓銀債権を引き継いだRCCの執拗な回収を巧妙に逃れ、海外生活を送っているという。同社の信託契約を利用した資産隠しとも言われる手口とは。信託受託人の男性の口から語られた驚くべき“真実”とは。そして拓銀破綻から12年以上たった今、“バブルの寵児”に対し、刑事告発の動きがあるという。

■原発の“マチ”泊村 牧野浩臣村長「村民からの不安の声は1つもない」

 東京電力・福島第1原子力発電所の重大事故は大きな波紋を呼んでいる。原発の安全性、放射能汚染の恐怖、原発依存のエネルギー事情と深刻な電力不足など、さまざまな課題も浮き彫りになった。北海道も泊原発を抱えている。道民は今後、原発とどう向き合っていけばいいのだろうか。泊原発と20年以上“共存”している泊村の牧野浩臣村長に率直な意見を聞いた。

■余っているのにまだ上がる!? ガソリン200円時代到来か

 道内レギュラーガソリンの小売価格が上がり続けている。5月6日時点で平均1リットル145円。たった数カ月で10円近く急上昇した。実は国内の需給バランスではガソリンは余っているという。にもかかわず高騰している背景には、産油国が多い中東の政情不安と投機マネーの流入による国際的な原油マーケットの動向がある。今後の中東情勢、為替動向によっては、道内でレギュラーガソリンが200円台に突入することもあり得るという。

■特集・注目人事“ハートのエースが出てこない ”道新、北洋銀行、北農団体、HTB…

  春はさまざまな節目の時期だが、サラリーマンにとって一番気がかりなのが人事の行方。自らの異動、昇進だけではない。上役が出世するのか否かは、場合によっては“会社人世”を左右する。また、営業マンなら取引先の幹部人事の動向も頭に入れておかなければならないだろう。そこで本道の有力企業、団体などの幹部人事の噂、勘所をまとめた。道新役員人事の行方、吉野次郞北洋銀行副会長の退任説、ホクレン副会長の有力候補は誰なのか、HTBの“ポスト荻谷”と目される人物とは…。

■“頼みの綱”清水誠一道議が落選、中川郁人の大誤算

 選挙は投票箱の蓋が閉まるまでわからないもの。今回の統一地方選でも下馬評を覆す波乱が起きた。中でも道議選帯広市(定数3)の清水誠一氏の落選は、ある人物にとって大きなショックだったという。中川昭一元自民党代議士夫人の郁子氏は、かねてから次期衆院選に強い意欲を示しており、強力な後ろ盾が清水氏だった。地元の衆院選候補は今後、地元での公募で選ばれる見通し。複数名が名乗りを上げる模様で、選考は難航するとみられている。

■新幹線誘致に異変

 「東海道新幹線のバイパス機能がある北陸新幹線を早急に大阪までつなぐべきだ」ーー震災を機に、北陸勢が霞が関、永田町で猛攻勢をかけている。新幹線の未着工区間問題は、限られたカネをどこに優先的に回すのかという財源配分に尽きる。そこには当然、政治力が働く。かねてから北陸出身の国会議員らは熱心に要請しており、今は冒頭のような主張で財源ぶんどりを仕掛けているのだ。一方、北海道勢はというと、霞が関では「札幌延伸に向けた動きが相変わらず鈍い」と冷ややかに見られているという。