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2017/01/18(水) 信金支店長の悪辣

 某信用金庫支店長の立場にありながら親族の財産を奪い取ったとする告発文書が寄せられた。支店長の妻の伯母にあたる高齢の女性が狙われた。財産の総額は約6000万円。告発者は支店長が黒幕と考えているようで、文面には、まったく預金者保護の観点を欠いた行為の数々が綴られていた。以下全文。原文は実名。

<拝啓 常日頃から貴誌の厳正中立な報道に敬意を払うものであります。
 最近週刊誌等で金融機関が高齢者の老後資金を、金融商品の購入に充てさせるなどとして問題となっている事例などを取り上げておりますが、本日は金融機関の利益相反取引につき、一市民として見過ごす事の出来ない事案を克明に耳に致しました。関係する親族又関連する会社関係者から聞き取り調査を繰り返し行い、概要が分かりましたのでご一報させて頂きます。
 札幌市中央区北●条西▼丁目××××札幌共同ビル●階に〇〇信用金庫札幌支店があります。この支店は平成■■年■月開設ですが、当時の支店長のS・Yは開設準備室長として1年前から赴任し、昨平成27年4月まで実に■年半の長期にわたり在籍したのであります(現在は□□本店勤務)が、そのことが結果的には、問題の本質になる要因であったと考えられます。
 最後の年となる一昨年、Sの妻であるS・Hの伯母にあたるS・S(85才)という一人暮らしの女性がおり、姪のS・Hが時々面倒を見ていたようです。やがて年毎に大変になり、本人の希望で施設に入所することとなったようです。
 その際にSは伯母の所有する札幌市内の金融機関、道銀、信金、北洋銀行、郵貯銀行の内、北洋銀行を除く預金、国債等約6000万円を解約させ、自分の〇〇信金札幌支店へ入金させたといいます。この中から2700万円を定期預金にし、500万円を85歳の高齢にも拘らず、一時払い死亡保険を住友生命で加入させ、支店の手数料成果としたとのことです。
 しかもこの解約手続きのさなか、札幌信用金庫からS妻HがS・S名義でH自身、妹、弟、自分の父等宛の口座に約500万円を節税対策になるからとS・Sを説得し、自ら振込用紙に記載し振込みを実行しました。後日S・S自身は全く本意ではなく、盗られたと周囲の人々に話していたようです。
 その後S・Sは自宅の土地建物を処分する事となり、以前からのS・Yの知り合いである苫小牧市在住の不動産仲介業者、K不動産を通して、又Sの意向により札幌市中央区北1条の不動産会社、Y不動産株式会社に売却する事としたのです。売却価格は850万円、公示価格等から鑑定すると100万円程度安いとの専門家意見もあります。昨年平成27年5月26日札幌支店にて、S・S本人と買主Y不動産株式会社社長、仲介業者K不動産と、□□本店に勤務していたSと妻が同席し、一括決済の売買契約が締結されました。同時に〇〇信用金庫札幌支店から買主Y不動産株式会社に対して1000万円の融資が実行されたと言うことです。
 その後、平成27年6月買主は購入した328.33㎡を165.29㎡と163.04㎡に分筆、翌平成28年3月建売住宅として個人に売却し、同時に〇〇信用金庫札幌支店に1000万円を返済しています。またこの2件の建売住宅の販売価格を専門家に提示し土地代だけを換算して貰うと約2100万円とのことで、土地代だけでも約1250万円の利益を上げていたことになると思われます。不動産会社がいくら儲けようが勝手ではありますが、買いやすい価格提示を行い、且つ資金をも融資し便宜供与をすることは多額の謝礼等、裏に何かあるのでは、と考えられても不思議は無いのでは、とも言われています。Sの周囲では、Sが本年平成29年4月には定年退職を迎え札幌市へ移住するとの噂もあり、その時には不動産会社から相応の利益供与があるのではとの声もあるようです。
 一方でS妻Hが持ち、手離そうとしないS・S名義の札幌支店の通帳への土地建物の売却代金の入金額が、不動産仲介手数料を差し引いて入金されたと考えられる金額から約50万円減額されていることも判明し、又、随所で10万円単位の出金が度重なり、又、逆にSの出身地にある△△支店からS・Sの札幌支店の口座に100万円の入金があり、不可解な入出金が多すぎる事が判明しました。
 その為、S妻Hに対し札幌支店の普通預金の使途不明の出金の説明を求めるが回答は無く、その実父に問いただしても回答はやはり無かったといいます。札幌支店の通帳、印鑑、定期預金証書類等がS妻に占有されている現状打開のため、S・S本人を原告として訴える事を親族間で決定し、弁護士打合せに入ったのですが、4日後に残念ながらS・S本人が急逝したため裁判手続きは放棄したと聞き及んでおります。
 しかしながらS・Yは、預金者保護法、金融商品取引法による預金者保護、利益相反管理とは全く逆の事を行い、預金者の多額の預金を取り込み利用して、生命保険で手数料を取り、他人の不動産を利用して私利私欲を満たしているとみられる事ことこそ金融に携わる人間として問題があると考えます。
 Sとしては、これだけ親族間で妻に疑惑をかけられていることを知りながらも、自分は決して前に出ることはせず、妻だけに疑惑を集中させて、自分はダンマリを決め込むことは、或いは全部Sの指示で事が進んでいたのかも知れないとの疑惑も湧いてくる実状です。
 この話を聞いた方々の中には、地方の中小金融機関にはよくあることと達観される方もおられましたが、この支店長としてのSの行為は、利益相反行為の最たるものとして、やはり見逃す事は出来ないと考えた次第です。今後も継続して聞き取り調査は行って参りますが、場合によっては、金融庁はじめ監督官庁に申し出て意見を述べることも考えている次第です。
 以上、金融機関の管理職として許すことの出来ない事案を耳に致しましたので急ぎご一報させて頂きました。   敬具>

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