サッポロビールが150周年の節目で新戦略を発表
今年で創業150周年を迎えるサッポロビールが1月26日、北海道エリアの取組方針説明会を開催。限定商品の発売やサッポロビール博物館の機能拡充なども発表した。
サッポロビール(本社・東京都渋谷区、時松浩社長)は1876年の「開拓使麦酒醸造所」がルーツ。創業150年を記念して京王プラザホテル札幌で開催された取組方針説明会には、取引先や関係者など約130人が参加した。
説明会では、同社と同じく今年で創基150周年を迎える北海道大学と連携した「サッポロクラシック」の限定商品を今夏に発売することを発表。原料の一部に同大学が100年以上前に育種した日本初のビール大麦「北大1号」を使用する。
また、観光拠点として、札幌市のにぎわい創出も進めていく。その一環として、サッポロビール博物館(札幌市)は7月1日にリニューアルし、同社の歩みを体感できるシアター上映を開始する予定だ。英語や韓国語、中国語に対応した多言語音声ガイドシステムも導入する。
サッポロホールディングスは不動産事業を売却し、今年7月から酒類事業を中核とする事業持ち株会社へ移行する。売却するサッポロファクトリーなどの施設について、時松社長は「札幌はサッポロビール発祥の地でありますし、さらなるにぎわいを創出できるよう、売却先のファンドともに施設のブラッシュアップも模索していきたい」と話した。