すすきの不動産社長と某テレビ番組に出演した〝野心家〟の今【Vol.4 小林 輝】
すすきのでテナント仲介・管理件数No.1を誇る「ホームエージェント」。同社の中川紀仁社長がテレビ番組で共演し、自身がサポートしてきた夜嬢たちの現在を追った。
いつも陰から見守ってくれています
小林 輝(Private Cafe きちのせオーナー)
経営者としての感覚が鋭いんです
中川 紀仁(ホームエージェント社長)
――どんな出会いでしたか?
中川 飲みに行ったお店でナンバーワンのキャストとして紹介されたんです。
小林 もう13年前ですかね。
中川 ナンバーワンの子がどんなセカンドキャリアを送るのかに興味を持っていたんだけど、すぐに独立したんだよね。
小林 そうですね。私が24歳の時でした。
中川 ニュークラブでナンバーワンだった人が独立して出したのがおばんざい屋さんですよ?びっくりしました。
――「おばんざいバーきちのせ」ですね?
小林 お客様のことを考え、高級店ではなく安価な価格設定のお店を考えたんです。あと、お客様に健康になってもらいたいという思いもあり、おばんざいバーにしました。
中川 その後にワインバーをオープンするんだよね。
小林 半年後ぐらいです。スタッフが社員になりたいという希望を持っていたのもあり、近所に1軒増やそうと考えて出したのが「ワインカフェきちのせ」です。
中川 ネーミングセンスが抜群で「きちのせ」っていう響きだけで高級感がある。それでいて安く飲食ができるので、お客さんは何度も通いたくなるんです。
小林 「枝豆を1万円で出してる?」って言われたこともありましたね(笑)。一人単価は3000円程度です。
中川 賢いですよね。お店にもこだわりがあるようで。
小林 お客様はもちろん、スタッフの居場所でもあるので、アットホームな雰囲気になるように心がけていますね。あとは立地です。何よりも場所を優先しますね。
中川 本当にいい場所に出店していますよね。
――中川社長が仲介を?
小林 いえ、自分で見つけることが多いですね。ビルのオーナーと直接交渉します。
中川 僕の出る幕がないんです(笑)。でも、事務所を開設する時はさすがにいろいろと難しいことがあるので、僕がやらせていただきました。
小林 いつも見守ってもらってますね。
中川 あと、千歳市に「プライベートカフェきちのせ」を出したけど、半導体景気を見越して出店したんだよね。
小林 私が契約したときはまだ家賃は安かったですね。冬に視察に行って案内所で紹介してもらったお店を回ったんですが、「ちゃんとやったらいける」って思ったんです。
中川 経営者としての感覚が鋭いんだと思いますね。
――経営者として、今後をどう見据えていますか?
小林 おばんざい屋、ワインバー、ラウンジというように出店するお店のレベルアップをしてきたんですが、女性キャストは結婚や子育てなど視野に入る時が必ず訪れる。そうした状況でも働けるように昼のお仕事ができる会社を3月に設立しました。業務は7月から開始する予定です。
中川 まだ話せない部分も多いようですが、少し聞いたら「あ、それ絶対必要」と思いました。本当に感覚が鋭い。いいスタートが切れるように、僕もお手伝いさせていただきたいと思っています。
(構成・氏家)
中川 紀仁
小林 輝