「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 編集部日記

集部日記

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011-12-02 悪名も名声

先日、取材でお世話になっている某社長の還暦祝いに出席しました。4年ほど前に取材をさせてもらって以来、いろんな場面で連絡を取らせていただいています。残念ながら仕事の都合で1時間遅れの参加になった上、2次会も欠席しなければなりませんでしたが、企業関係者だけでなく、ご近所の主婦の方もおり、とてもユニークな雰囲気でした。

ところで、その会場で同席させてもらった男性社長が名刺交換の折、かつて当社にいた先輩の名前を口にしました。「○○さんはどうしているの?」サラリーマンなら取引先の関係者と飲んでいると、よくある場面です。初対面の間柄でも共通の話題があると距離感が縮まるもの。すでに退職している、その先輩の話で盛り上がりました。雑誌記者なのに人付き合いが苦手な私としては、その先輩に感謝、感謝。

しかし、まれに初対面の方からイヤーな顔をされる時もあります。スキャンダルや手厳しい批判記事も掲載するのが「財界さっぽろ」ですから、ご想像の通り、かつて当社の雑誌に“たたかれた”当事者や関係者です。こういう場合「悪名も名声のうち」と、前向きに考えるようにしています。

ただ、正直に言えば不安になることもあります。「自分も書かれた人から恨まれている場合もあるだろうな」と。どんな記事でも、そこにメディアとして報じるべき理由があるケースが大半ですが、一方で「人の不幸は蜜の味」ということわざがあるように、読者の興味・関心も記事化の重要な判断材料になっています。だからこそ「雑誌は人の不幸を飯のタネにしている」と揶揄する方もいるのでしょう。因果な商売です。ホント…(野口晋一)