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赤黒の“レジェンド”砂川誠の“コンサの深層・延長戦”  
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福島直氏(ふくしま・すなお)掲載号:2019年4月

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1965年札幌市生まれ。90年札幌医科大学卒業後、三和会札幌南整形外科病院、大阪厚生年金病院、時計台病院でそれぞれ勤務。2003年からコンサドーレ札幌チームドクターを務める。07年、札幌市南区で整形外科・リハビリテーション科「fクリニックさっぽろ」を開業。09年には札幌市中央区に系列の「fクリニックまるやま」を開業する。日本整形外科学会認定専門医。

選手一人ひとりの思いを拾っていく

砂川 先生とは“同期入社”なんですよね。

福島 そうそう。コンサドーレのチームドクターとして加わったのが、スナの加入と同じ2003年。その時はまだ違う病院で勤務医をしていたころ。

砂川 俺、加入して間もなく、キャンプ地の鹿児島で入院したんですよね。

福島 指宿でのキャンプだね。スナは毎年キャンプインした後、扁桃腺を腫らしていたのを憶えている。

砂川 毎年なぜか必ずね。先生がコンサとかかわるようになったのは、どういう経緯だったんですか?

福島 勤務医時代、大阪の病院で研修をしていたんだけど、その時からスポーツ整形に携わっていて。具体的にはサッカーじゃないのだけど、当時の近鉄バファローズと阪神タイガースのドクターが僕の師匠に当たる人。そのつながりから、札幌に戻ってきた後に加わるように。

砂川 加入してしばらくは、ホームゲームのピッチで会うくらいでしたね。

福島 入った当初は先輩のドクターがいたし、試合対応も複数人で回しているからね。普段の練習はトレーナーがしっかりついて、リハビリから治療までしっかりメニューを組み立てているから、僕らは必要な時に病院へ来てもらって、選手の検査をする程度。

砂川 試合前の処置があって、俺は、痛み止めの注射を何十本打ってもらったかわからないくらい、先生にお願いしていて。

福島 腰とか足首だよね、試合直前に。

砂川 痛み止めを打ったことでかなり楽にプレーできました。偶然かもしれないんですけど、打ってくれる先生との相性もあると思うんです。気のせいかもしれないし、先生の腕によるのかもしれないけど。少なくとも、人間関係ができている先生のほうが、自分の思いをわかってもらえる。

福島 選手の置かれた状況にもよるんだけど、普段トレーナーがしている治療とか、そういうところから選手一人ひとりの思いを拾っていくこともあるし。自分にポロッとこぼしてくれたことを拾っていって、フォローにつなげていくというのが大切で。

砂川 選手は試合に出られると思えばどこかに痛みがあっても出たいもの。だからこそ、信頼関係が必要なんだと思う。

(構成・清水)

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●著者プロフィール

1977年千葉県生まれ。2003~15年までコンサドーレ札幌にチーム最長の13年在籍。小野伸二選手とともに指導するSuna×Shinjiサッカースクール(公式Web:http://sunashinji.com)の運営、コンサのアドバイザリースタッフ、コンサユース・U-14コーチ、石屋製菓社員と4足のわらじを履く。