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新号のさわりを読む2010年6月号

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■伊藤義郎と上田文雄が極秘に差しで…

「一瞬、見間違いかと思いました。伊藤さんが市役所に来るなんて、絶えてこの方、久しくなかったこと。しかも行った先が10階となれば、上田市長や副市長のいるフロア。いったい何をしに来たのだろうか」と目撃した札幌市役所の職員はいぶかしんだ。伊藤義郎伊藤組土建名誉会長が市役所を訪れたのは4月28日夕刻のこと。上田文雄市長と約1時間も2人きりで面談したという。その内容が何であったのか詳細はわからないが、「伊藤邸の売却も話題の俎上にのった」という観測が浮上している。ある事情通は話す「JR札幌駅西側の一等地に伊藤邸はある。ただ、現状では売ることも活用することも難しい。用途制限がかかっているからだ。伊藤さんは道内経済界の重鎮で、一貫して自民党を支持してきた。当然、民主党系の上田市長に対しては批判的だった。伊藤さんが嫌がっていた上田市長を訪ねるとしたら、話題はそのことしかないのではないだろうか」。果たして、本当の中身は……

■特集 参院選本番間近「吹き荒れるか新党旋風」

政治とカネの問題、普天間基地移設、小沢・反小沢の対立など、難問山積。ヨタヨタ歩きの鳩山由紀夫政権にとって、7月の参院選が正念場。だが、自民党も不人気で新党ラッシュとなっている。現在のところ参院選道選挙区は民主党の徳永エリ氏(48)、藤川雅司氏(53)、自民党の長谷川岳氏(39)、共産党の畠山和也氏(38)、維新政党・新風の綿谷正氏(81)、幸福実現党の大林まこと氏(37)の新人6人が立候補を予定。2議席を争う。政権与党の民主は、選挙の実働部隊となる労組の足が止まり気味。民主の過半数を阻止したい自民も支持団体が離れている。「弱点だらけ!民主も自民も“これじゃ戦えない”」をはじめ、話題の新党のキーマンを直撃インタビュー。たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は「民主党政権は日本を沈没させる」と熱弁。さらに日本創新党党首の山田宏杉並区長は「志ある国民よ、いまこそ地方から反乱を起こそう」と訴える。

■特集 人事の“裏の裏”

 5月、6月は“偉い人”たちの改選時期。去る人、来る人、そこには人間ドラマがつきものだ。注目される企業・団体の役員人事を特集した。まずは北海道のガリバーメディア「北海道新聞社」。菊池育夫社長の会長就任説が浮上するなど、今年の道新役員人事は例年以上に関心を集めた。菊池氏は社長を続投する見通しだが、常務は総入れ替え、新役員4人、関係会社3社でトップ交代と、これまでにない大幅改造となりそうだ。また、11月に役員改選を迎える「札幌商工会議所」。その“要”ともいえる専務理事に注目が集まっている。そのほか、「札幌証券取引所」「北海道観光振興機構」「札幌テレビ放送」「札幌ドーム」「日本病院会」「札幌ハイヤー協会」「北海道開発局」「北海道建築士会」「北海道建築士事務所」協会等々の人事を総まくり。

■特集 漂泊する医療・福祉

 世間にはさまざまな業界がある。中でも多くの人に関心がもたれるのが医療と福祉の分野だろう。なぜならば、いつ自分がやっかいになってもおかしくないし、命にも直結するからだ。いま道内の医療・福祉の業界で何が起こっているのか。実名、匿名を含め、最新の話題を追っている。「きさく苑“ツルハ告発”の真相」「道医療大“医学部創設”のホント度」「有名心臓外科病院の内紛」「拡大する医療グループの資金源」「調剤薬局大手社長が理事を務める病院」「なぜか摘発されない医療法違反病院」「外国人富裕層でウハウハの高度検診施設」等々、話題満載。

■道銀カード社長が札幌市に送りつけた“直訴状”

 「いくらなんでも、あれはやり過ぎ。後先を考えないスタンドプレーだ」「いやいや、やむにやまれぬ気持ちからしたことで、勇気ある行為だ」――北海道銀行の子会社社長から上田文雄市長宛てに送られてきた1通のメールに、札幌市の幹部はカンカンになっている。それは札幌市の「市民の声を聞く課」に届いた。差出人は「村上則好」。道銀の執行役員で道銀カードの社長である。村上氏は、札幌市営地下鉄が2009年1月に導入したICカード乗車券「SAPICA」の電子マネー化に踏み切ったことを画期的で素晴らしいと評価。しかし、返す刀で札幌市批判を展開した。これには道銀の堰八義博頭取も騒動の火消しに懸命だという。いったい、そのメールにはどんなことが書かれていたのか。

■名寄市、加藤唯勝・剛士親子の“マチの評判”

 「勝ったぞ!」――4月18日午後10時過ぎ、JR名寄駅前「名よせ通り商店街」の一角にある加藤剛士氏の選挙事務所は歓喜に沸きかえった。39歳という道内最年少の市長が誕生した瞬間だった。自民党から支持を受けた加藤氏の得票は1万540票。負けた民主系の高見勉氏は8833票だった。若さに加え、現職だった島多慶志氏の応援を受けた激戦を制した形だ。若手の擁立を目指す経済人に推され、出馬の意向を固めたのは2月中旬。短い準備期間にもかかわらず勝利にこぎつけることができたのは、父親の同市選出道議、加藤唯勝氏の後援会がフル回転してくれたおかげでもあったという。地元で生まれ小樽商科大学を卒業後、旧千代田生命に5年間勤務した後、父親が社長を務めるホテル・飲食店経営の「KTパイオニアグループ」に入社。3人兄弟の次男だが、兄はミュージシャンとして活動中のため家業をついで社長となった。そんな親子政治家の“地元の評判”を追った。 

■全道15万4000人、増加しに歯止めがかからない生活保護

 生活保護は憲法で保障される「最低限度の生活」を守るセーフティネット。長引く不況のもと、受給者数は過去最高を更新。膨らみ続ける生活保護費に各自治体は頭を抱える。北海道全体の状況を見ると非保護人員は15万4389人。道民の2.79%が生活保護を受けていることになる。なんと約36人に1人の計算だ。近年、割合を上昇させているのが20~40歳代の層だという。妻も子供もいるが仕事が見つからず、“とりあえず”生活保護を受けている人が増えているようだ。不正受給者も守る生活保護法58条、生活保護と地デジチューナーの関係など、生活保護の実態に迫る。

■高橋はるみ、鈴木宗男“密室会談20分”の中身

 4月15日、東京・霞が関の国会周辺に高橋はるみ知事の姿があった。同日午後の全国知事会「国の出先機関原則廃止」プロジェクトチームに出席するため、前日に上京していた。初当選から7年。いまだ衰えぬ人気をバックに北海道のトップとして君臨している高橋知事だが、そんな彼女にも手ごわい“天敵”がいる。鈴木宗男代議士だ。そんな両者が東京都内で初めて会談。関係者の耳目を集めた。「知事は多少のことではものおじしない性格だけど、この時ばかりは緊張したと思うよ」とベテラン民党道議は話す。いったい何が話し合われたのか。