石屋製菓
新店、新商品で北海道を元気に。産学連携もスタート
長期ビジョン「100年先も、北海道に愛される会社へ」の実現に向け、観光需要に加え道民の自家消費需要に対応すべく進化する「石屋製菓」。
近年注力する直営店の出店もその一環で、直近では4月に道内11店舗目の直営「ISHIYA イオンモール札幌苗穂」をオープンした。ショッピングモールへの出店は2023年にオープンした「ISHIYA イオンモール旭川駅前」以来で、人気商品「白い恋人」を1枚から販売するほか、ギフト向けブランド「ISHIYA G」の商品を豊富にそろえるなど、ショッピングモールの主力客層であるファミリー層を中心に地域住民の日常に寄り添う。
一方、昨年には道産素材を使用したスイーツブランド「AGREETS(アグリーツ)」を立ちあげ、北海道の魅力を全国にも発信している。道産のさつまいも「由栗いも」を使用した「おさつマロ」を第1弾商品として全国の催事会場で発売したほか、今年4月には第2弾商品「さつマージュ」を発売。おさつマロでも使用した「由栗いも」の餡にゴーダチーズを組み合わせることで、新たな味わいを実現。チーズのほのかな塩味がさつまいもの甘さを引き立てる逸品に仕上げた。
また、5月には同社を含めたISHIYAグループ(十勝製餡、サザエ食品、150Fプランニング)として帯広畜産大学と包括連携協定を締結した。学術の振興と十勝エリアのフードシステムの発展、農業への貢献がテーマだ。
具体的には、小豆と小豆加工品の需要低下を踏まえ、研究者(帯広畜産大学)と栽培研究・卸売(150Fプランニング)、製餡(十勝製餡)、製菓(石屋製菓)が連携し、小豆の生産振興に資する共同の研究開発を進めていく。十勝エリアの地場産業である畑作農家や製造、販売企業などに対する技術提供にもつなげることで、地域貢献を目指す。
〝しあわせをつくるお菓子〟という企業理念のもと、道内のファンを増やすこと、道外に北海道の魅力を発信すること、道内生産者の発展に寄与すること、これら3つの柱で北海道を発展させる。北海道そのものの活性化こそが同社の成長エンジンだ。ISHIYAグループの単体事業をはじめ、産学の垣根を越えた連携、協働、共創で北海道の未来を創る。