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エム・エム・ピー

現在37人の外国人が活躍している。4月からは新たに10人が加わった

創業25年の節目。独自の理念を元に事業規模を拡大

「私は元々板前の出身で、食を通じて笑顔を届けることが原点です。〝おいしさ〟と〝安心〟には誰よりもこだわり続けています」と話すのは、「エム・エム・ピー」の嘉藤田章博社長だ。

 給食受託事業を中心に〝食のインフラ〟を支え、2026年6月22日に創業25周年を迎えた。医療機関や福祉施設、企業など多様な現場に食事を提供し、地域に欠かせない存在として事業を拡大してきた。

 同社を中核に、福祉事業を展開する「生和」、イベント事業を手掛ける「エムケーサービス」など、現在グループは5社に広がっている。

 掲げるモットーは独自の言葉である〝美味心笑〟。おいしい料理は人を笑顔にし、人と人とのつながりを生む――こうした理念を掲げ、事業規模は着実に拡大。今年度のグループ売上高は49億円での着地を見込んでおり、次年度は50億円突破を目指している。

 近年は食の提供だけにとどまらず、福祉分野へも注力している。グループ会社の「生和」では、児童発達支援・放課後等デイサービスの「アベニール」(札幌市、定員20人)、「あいいろ」(石狩市、定員10人)を運営。今後は「あいいろ」の定員拡充に加え、札幌近郊エリア以外での新規開設も視野に入れるなど、事業エリアの拡大を進めている。

 一方で、地域貢献活動に積極的なのも特徴だ。05年からは毎年、日本テレビ系列の「24時間テレビ」チャリティーにおいて、STV前広場でフードコート「MMPふれあいキッチン24」を出展し、その利益を全額寄付。さらに、同社に関連する取引先など42社で結成された「平友会」でも、病児宿泊施設のマクドナルドハウスや子ども関連施設への寄付を行っており、企業の枠を超えた支援の輪が広がっている。

「地域あってこその企業存続だと捉えています。地域から頼られる存在であり続けるため、これからも社会貢献活動を続けていきます」(嘉藤田社長)

 食の提供から福祉、そして地域支援など、事業の幅を広げながら〝食〟を起点に新たな価値を創出し続けている同社。「創業当時からの信念を胸に、これからも歩み続けていきます」と嘉藤田社長。

嘉藤田章博社長
札幌市白石区にある本社屋