【最新号の見どころ】月刊財界さっぽろ2022年8月号は7月15日金曜発売!

※7月14日11時25分追記:東北地方大雨の影響により、札幌市内近郊では本誌を含む雑誌の書店・コンビニエンスストアでの発売日が16日以降に遅延する見込みです。詳細が判明次第、当社Twitterなどで告知いたします。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承ください。

 月刊財界さっぽろ 2022年8月号はあす7月14日木曜にデジタル版、15日金曜から全道書店・コンビニエンスストアで雑誌版が発売です!!

 今月のトップ記事は、昨年末から続く酪農業界の「生乳廃棄」についての根本問題と、大々的な消費拡大キャンペーンのウラで実際に起きていた廃棄騒動についてのスクープです。

 生乳・乳製品業界は長引くコロナ禍で学校給食を始め飲用需要が落ちたことから、飲用向けを加工用に振り向けたものの、業務用も消費が低迷。ここ2年、バターや脱脂粉乳の在庫は非常に高い水準で積み上がっています。昨年末はとうとう倉庫が満杯となり、5000トンが廃棄されるかも、という事態に直面。国やホクレンなどが消費拡大の緊急メッセージを発信した結果、消費が一時的に上向き、何とか廃棄を免れました。

 その後も毎年春から初夏にかけて生乳生産が伸びることから「生乳廃棄危機」が再度噴出。国が消費拡大のキャンペーンをCMを放映するなど対策を実施し、またも難を逃れました。

廃棄危機の根本原因とは ©財界さっぽろ

 他方で、国の集計によれば、国内の生乳総生産量740万トンに対し、国内の総需要量は1240万トンと需要が大きく上回っています。もちろん、この需給差は輸入で埋めているもの。棄てる棄てるといいながら輸入する、業界の歪な構造を本誌が完全図解。根本的な問題に迫っています。

 またこの消費拡大キャンペーンのウラで、道東・根室管内別海町の事業者が1000トンに及ぶ廃棄を行っていたことを本誌がキャッチ。道東の業界関係者やマスコミ、ホクレン・中央会、国の担当部局に至るまで、この廃棄は業界に知れわたっていたものの、これまで表には出ていませんでした。本誌がこの事業者を直撃すると、廃棄は経営者として“覚悟”の上と主張。どのような経緯だったのかを詳報しています。

山下敏彦札幌医科大学新学長 ©財界さっぽろ

 続いては札幌医科大学病院にスポットを宛てた「札医大病院の“知られざる顔”」をお届け。難病や炎症性腸疾患での道内連携、ワンストップで行うスポーツ医療、ロボット支援手術の最前線など、札医大を“大解剖”。山下敏彦・札医大新学長へのインタビューも掲載しています。

 また日本旅館協会の新旧トップである、ハマノホテルズ社長の浜野浩二氏と鶴雅ホールディングス社長の大西雅之氏による対談、「コーチャンフォー」でおなじみリラィアブル社長の佐藤暁哉氏への関東2店目出店に関するインタビューなど、話題の人が続々登場。

対談する浜野浩二ハマノホテルズ社長と大西雅之鶴雅ホールディングス社長 ©財界さっぽろ

 ほかにも7月10日投開票の参院選を超特急で振り返った、SNSでは書けない内容盛りだくさんの記者座談会、北海道開発局・国交省北海道局の人事に見る今後の“人材難”、滑走路延長始め、札幌丘珠空港の利活用実現についてのハードルの実際など、多種多様なジャンルの記事が花盛りの8月号となっています。

橋本幸北海道局長(左)と石塚宗司北海道開発局長 ©財界さっぽろ

 お買い求めは、デジタル版は14日から当社Webで。15日からは北海道内の書店・コンビニエンスストアで販売しております。道外の方は東京都内一部書店及び当社Webにて通信販売もしております。

 なお、最寄りの書店で在庫切れの場合は、当社オンラインショップでもお買い求めいただけます。

 またデジタル版は紙の本誌とまったく同じ誌面をパソコン・スマートフォン・タブレットで読むことができる、電子雑誌バージョンです。本誌は基本毎月15日発売ですが、デジタル版はその前日の朝から読むことができます。本誌を定期購読の場合(年間9300円)、プラス700円でデジタル版も読めるWプランが利用できます。どうぞご利用くださいませ。