【お知らせ】月刊財界さっぽろ2025年9月号は14日にデジタル版&財さつJP、15日に雑誌版が発売!

 情報を先取り、タブーに挑戦する月刊財界さっぽろ2025年9月号はお盆まっただ中の14日木曜朝9時に当社ニュースサイト「財さつJP」&デジタル版が公開、15日金曜から全道書店・コンビニエンスストアで雑誌版が発売です!

 本誌発売日の8月15日は、第2次世界大戦・太平洋戦争で日本がポツダム宣言を受諾した1945年8月15日から数えて戦後80年の節目。今月はトップ特集として「北海道と戦後80年」と題し、道内9都市に残る戦禍の爪痕や戦前・戦中を記憶する経済人重鎮の回顧などをまとめました。

1936年に島松(現・千歳市)で行われた陸軍特別大演習。軍旗を捧持して進軍する南軍(札幌市公文書館所蔵)

 軍需産業の知られざる拠点だった滝川市、もっとも甚大な空襲被害を受けた室蘭市など、道内各都市の空襲被害や戦争とのかかわりを調査。厳しい復興をけん引した戦後の政治家列伝や、冷戦後も一向に進まない北方領土返還の現状、さらにはビジュアル年表で紐解いた北海道内のできごとなど、盛りだくさんの42ページとなっています。

 続いては、大規模な森林伐採をともなう無許可・無届けの開発が行われた、としてマスコミが大々的に報じた倶知安町内の違法開発行為について、渦中の中国人社長が初めて口を開いた本誌独占スクープをご紹介。

倶知安町巽地区で行われている違法開発の現場 ©財界さっぽろ

 倶知安町郊外の巽地区で森林の伐採や道への許可を得ない建造物建築が行われている、としてテレビ各社が現場の空撮付きで報じてから2カ月あまり。開発を行った渦中の会社が札幌市内に本社を置くある企業で、社長は中国人。この社長に対し、週刊文春を始め大手マスコミが接触を図ろうとしたものの、雲隠れあるいは取材拒否の姿勢を貫いていた。だが本誌記者が今年7月、このオーナー社長へのインタビューに成功。どのような経緯で土地を仕入れ、数十億円という巨額の投資を行い、そしてまたなぜ無許可のまま森林伐採や工事を行ったのか――本誌がすべてを明らかにします。

工事はストップしているはずだが複数台の車と作業員の姿が確認できた ©財界さっぽろ

 このほかニセコ地区で建設途中に資金問題などで破たんしたリゾート開発について工事を引き継ぐ業者が現れたことから、工事を担当した道内ナンバーワンゼネコン・岩田地崎建設が“ホッ”とした話など、道内一カネの集まるホットなエリアの記事をお届けしています。

 今月もう1つの特集は7月20日投開票の参議院議員選挙についての裏側をお届けする「参院選“悲喜こもごも”」。定数3の北海道選挙区は12人が立候補し、自民党の高橋はるみ氏と立憲民主党の勝部賢志氏が支持基盤から当選に近い、との下馬評。残り1つのイスをかけて自民現職の岩本剛人氏に加えて参政党の田中義人氏、国民民主党の鈴木雅貴氏の新人2人が激しく競り合う展開となりました。

当選確実の一報後、万歳三唱で頭を下げる岩本剛人氏(中央) ©財界さっぽろ

 本来なら現職議員として1期6年活動したアドバンテージがあるはずの岩本氏ですが、本人が「知名度がなくて…」と自虐演説を繰り出す有様。与党が効果的な物価高対策を打ち出せない中、社会保険料の控除額上限引き上げや消費税減税などを主張する野党に終始押され気味。期日前や当日の出口調査で引き離されるなど、絶体絶命の岩本氏でしたが、1ポイント未満の僅差で辛くも逃げ切り。薄氷の再選となった岩本氏陣営に何が起きていたのか、選挙戦を振り返るとともに水面下での動きを振り返っています。

選挙戦最終日の「ススキノフィーバー」で手を振る鈴木宗男氏(右)。隣は“心友”の歌手・松山千春氏 ©財界さっぽろ

 一方、50議席の配分を争った全国比例は、保守票が参政や日本保守党などに流れ、前回3年前から大きく議席を減らした自民にスポット。北海道関連の候補がひしめき合う空前の激戦となった中、50議席目、最後の当選者となったのが大ベテラン・鈴木宗男氏。衆院8期を経験、6年前の参院選は日本維新の会から比例で当選を果たした鈴木氏も77歳。21日未明にずれ込んだ投開票中、思ったほど票が出なかったことから一度は落選、政界引退を表明したものの、早朝になり、最後のイスに滑り込み。文字通り「奇跡の当選」となった鈴木氏は、悲願の復帰を果たした自民を「立て直す」として、選挙期間中は2万km以上を移動して遊説。それを支えた陣営スタッフの話から、鈴木氏の「最後の戦い」の裏側を紹介します。このほか同じ北海道関連候補でJAグループ組織内候補だった東野秀樹氏当選の意味、国民民主道連の今後の戦略なども掘り下げています。

 このほか一般記事では、財さつJPで速報した札幌大谷学園と浄土真宗「真宗大谷派」とのドロ沼民事訴訟の結果と今後について徹底解説。埼玉県の道路陥没事故で注目されることとなった上・下水道の老朽化について、公開データから作成した自治体別のワーストランキングを掲載しています。

札幌大谷学園との判決公判後に記者会見する原告「真宗大谷派」から同学園に派遣された元理事の2人 ©財界さっぽろ

 また冬の大イベント「さっぽろ雪まつり」大雪像制作について、自衛隊が制作規模を縮小するとの代わりに手をあげたという北洋銀行への期待と不安、今年1月に急逝した小金澤健司・前北海道観光機構会長の後を継いだ唐神昌子・トーホウリゾート社長、唐神氏の後を継いで日本旅館協会北海道支部連合会会長に就任した浜野清正・万世閣社長、国交省幹部から驚きの転進を果たした山﨑雅生・北海道エアポート社長による鼎談、日経新聞の敏腕記者からTVh社長に就任した下原口徹氏への単独インタビューなど、注目の記事が満載です!

左から浜野清正氏、唐神昌子氏、山﨑雅生氏 ©財界さっぽろ

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月刊財界さっぽろ2025年9月号(雑誌版・15日午前0時から発売開始)

月刊財界さっぽろ2025年9月号(デジタル版)

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