財界さっぽろ 2026年1月号のさわり

財界さっぽろ 2026年1月号

インフルエンサー #バズチャート〈拡大版〉 「#Mooove!」所属・姫野ひなの単独インタビュー

姫野ひなのさん ©財界さっぽろ

 好評連載の拡大版として、SNS総フォロワー数約140万人を誇る道産子アイドル・姫野ひなのさんが登場する。姫野さんは現在アイドルグループ「#Mooove!」に所属する北海道出身の23歳。身長148cmと小柄ながら魅惑のビジュアルで各種SNSを席巻する存在だが、道内での単独メディア出演はこれが初めて。プレミアムなインタビューの中身は本誌にて。

政治資金還流の疑念も……伊東良孝(前沖縄北方担当大臣)が事務所家賃代を妻・息子経営企業に支払い

 先頃まで地方創生や大阪万博、沖縄北方担当大臣を務めていた伊東良孝衆院議員が、事務所家賃を妻と息子の経営企業に支払っていた疑惑が浮上した。

伊東良孝前沖縄北方担当大臣(左)と長男で北海道議会議員の尚悟氏 ©財界さっぽろ

 伊東氏が釧路市内に構える事務所はある企業の名義となっているが、この企業の代表者は伊東氏の妻。さらには昨年12月に釧路市議会議員から北海道議会議員へくら替えした長男・伊東尚悟氏の経営する企業にも支払っていたという。本誌は伊東氏へ質問書を出すとともに本人を直撃。そこで得た回答とは……。

【特集】札幌市“異変”

 札幌市政にまつわるさまざまな“異変”を詳報する特集記事4本立て。まずは任期1年4カ月となった札幌市長・秋元克広氏の後継に、立憲民主党所属で衆議院北海道3区現職の荒井優氏の名前が水面下で挙がっていることをキャッチした。秋元氏や後援会関係者はその去就を一切言及していないが、3期12年はひとつの区切りという考え方もある。

 一方、秋元氏に相乗りする市議会最大会派・自民党は過去に市長選で連敗を重ねてきたことから、独自候補には二の足を踏んでいる。相乗りこそが都合のいい“市議会のドン”こと三上洋右氏や、三上氏が国政とのパイプで頼みにする参院議員・長谷川岳氏の今後の動きにも注目が集まっている。

写真左から秋元克広札幌市長、三上洋右札幌市議・自民党札幌市支部連合会会長、長谷川岳参院議員、荒井優衆院議員 ©財界さっぽろ

 また札幌の奥座敷・定山渓を少し超えたところにある「豊平峡温泉」は、今年9月に違法建築状態で営業を続けているとして市から指導を受けていた。現在も違法状態のまま営業を続けている中、水面下で流れる別の問題を本誌がスクープ。そこに関与しているのが、南区が地元の前出参院議員・長谷川岳氏。市税を使った整備事業の“ゴリ押し”をしているとされ……。

豊平峡温泉の施設外観 ©財界さっぽろ

 ほか、長谷川氏肝いりで市が進める「グリーントランスフォーメーション」施策の見直しや、豊平峡温泉の近隣で今年大きな話題となったノースサファリ問題についてもさらに深掘りしている。

【道新“事変”】・球団、自治体がともに困惑 日ハム二軍本拠地移転でまたも“飛ばし記事”

候補地の1つとされる江別の球場 ©財界さっぽろ

 本誌2025年12月号で報じた、コンサドーレとレバンガの運営会社による新拠点建設での北海道新聞の“飛ばし記事”。今回はファイターズの二軍(ファーム)本拠地誘致でまたも“飛ばし”を打ったとの続報だ。飛ばしばかりをする背景として、大通西3丁目の旧本社屋再開発が思うように進んでいない経営面の課題を指摘する声も。道新内外の声を集めた。

道の信義則違反で徴収代行拒否も「宿泊税」頓挫、ホテル業界の堪忍袋の緒が切れた!

北海道庁赤れんが庁舎 ©財界さっぽろ

 日ごろから折り合いの悪い道と観光業界が、2027年度から導入予定の「宿泊税」に対する対応でまたも衝突。業界側が怒り心頭に発しているという。税収の受け皿となる基金創設の条例案が、第4回定例道議会に提出されなかったためだ。ホテル業界団体内部には「徴収代行拒否も辞さない」という声もあり、予断を許さない。