ネクシスエンジニアリング

高い通信品質と安全性を両立したネットワークを構築
2019年設立の「ネクシスエンジニアリング」は、通信・電話・電気分野の構築、工事、保守が主事業。大手通信会社で20年以上にわたり、ネットワーク構築に従事していた梅谷和重社長が指揮を執る。
同社は7人体制と少数ながら、ほぼ全ての人員が長い業界歴を誇り、電気工事士や電気通信主任技術者、施工管理技士などの資格を保有している。
ネットワークや通信インフラの構築では、小規模な個人向けから通信会社が利用する大規模なものまで対応する。
また、ネットワーク構築後の性能試験では、業界最高水準の性能を誇るフルーク社製の「ネットワークテスター」を使用。非常に高額なため、導入は大手企業が大半だが、同社では高い通信品質を担保するため、2台導入している。
梅谷社長は「テスターを用いた試験は、通信品質が厳格に求められる官公庁などの現場では必須ですが、当社ではすべての現場で採用しています」と語る。
こうした品質を担保する姿勢が顧客の信頼につながり、さまざまな受注が舞い込む。これまでにコールセンター新設に伴うネットワーク構築や、携帯電話販売店の通信工事を一括して受注した。
さらに、通信環境のトータルコンサルも行う。
「ネットワークカメラをはじめ、ルーターやアクセスポイントなど、ニーズに合わせた通信環境を提案しています。〝ネットワークを介するもの〟であれば、何でも提供できます」と梅谷社長。近年は個人・企業ともに無線通信の需要が増えている。梅谷社長は「データ量の増加により、さまざまなニーズが生まれています。これに応えていくためにも専任の技術者を増やし、さまざまな策を講じていきたい」と語る。


