財界さっぽろ 2025年11月号のさわり

財界さっぽろ 2025年11月号

【開幕特集】レバンガ北海道“新時代”

円陣を組むレバンガの選手たち ©財界さっぽろ

 今シーズンもいよいよ開幕を迎えたBリーグ・レバンガ北海道にスポットを当てた本誌恒例の総力特集。正副キャプテン対談、本誌連載中・ミスターレバンガこと桜井良太GMと15年振りに“帰還”したトーステン・ロイブルヘッドコーチとの対談のインタビュー2本に加え、選手の意外な素顔が見える記事、人気グッズの売り上げ、さらにはメイン会場「きたえーる」の座席をスタッフが解説するといった変わり種の企画も。切り取り可能なGAMEスケジュールカレンダ-、選手名鑑など盛りだくさん、ファン必携の内容。

鶴間市長の「反社」発言、飛び交う怪文書 地元ブローカー直撃、うごめく釧路のメガソーラー

釧路のメガソーラー建設予定地 ©財界さっぽろ

 釧路湿原隣接地での大規模太陽光発電所建設をめぐる一連の出来事を深掘り。条例のスピード制定などで存在感を見せる鶴間秀典・釧路市長のある発言に注目が集まっているほか、水面下で流れる怪文書の存在、さらには本誌記者が地元ブローカーを直撃するなど、広がりを見せる問題に鋭く切り込んだ。

続報!ばんえい競馬「名義貸し」問題 逃げ切り態勢の主催者に地方競馬全国協会が“一喝”

ばんえい競馬(騎手・馬は本文の内容とは関係ありません) ©財界さっぽろ

 先月号でスクープした、帯広競馬場開催「ばんえい競馬」での名義貸し問題は、本誌先月号発売と前後しての“奇妙な動き”に注目。ばんえい主催者の帯広市が「名義貸しは問題なしの報告書を出す」との話が水面下で流れた一方、その後の市議会では市が「まだ調査中」として報告書などは出されなかったもの。実は、ばんえいをはじめ地方競馬の開催に協力する「地方競馬全国協会」が徹底調査をするよう“指示”していたという。

※雑誌版ご購入の皆様に本記事の校正ミスについてのお詫びと訂正がございます。詳しくはこちらをご覧下さい。

 このほか【十勝・帯広“多難”】と題し、有力後援者を相次いで失った帯広市長・米沢則寿氏の胸中を探る「三つどもえの観測も 帯広市長選まで半年、有塚・石川を失った米沢則寿の胸中」や石川知裕元衆院議員の葬儀に参列した中川紘一自民道11区支部長の記事も。

れいわ、共産、身内からも不満噴出 旭川市長選で独自候補断念、6区立憲・西川将人の論外

 選挙区内の首長選挙を制した者が小選挙区でも有利になる――選挙の基本のキだが、衆院比例道ブロック選出の立憲民主党・西川将人氏は、自身の選挙区である道6区の大票田である9月の旭川市長選挙に独自候補の擁立を断念した。圧倒的人気で初陣を飾った現職・今津寛介氏が2期目の挑戦という難しさはあったものの、実に有権者の7割強が暮らす旭川の市長選に候補を出さないなどもってのほか、との声が選挙前から各所で聞かれている。

西川将人氏 ©財界さっぽろ

 市議会で国政与野党が拮抗しているため市長選より重要、と位置付けた市議補選に注力したものの、同時期に行われていた士別市長選も含め4年振り2度目のトリプル敗戦という憂き目をみたものだ。西川氏の及び腰に疑問符をつける関係者は、このままでは盤石になってしまうと警鐘を鳴らすが……。

【特集】道内教育“最前線”

 札幌圏の高校・中学受験の今や道内学校法人の取り組みなどに着目。今年の通常国会で自民・公明の与党に加えて日本維新の会が賛成して成立した、高校の授業料無償化については、来年度以降の高校受験にどのような影響を与えているかを調べた。

札幌快晴中等教育学校 ©財界さっぽろ

 またピークはリーマンショック前でその後は漸減している、という札幌圏の中学受験動向の現状、道内学習塾の勢力図やラピダスが狙う「高専」人材とその課題、そして本誌が追及してきた札幌大谷学園のドロ沼民事訴訟の新展開など盛りだくさんの内容だ。