ほっかいどうデータベース

株式会社 ほくほくフィナンシャルグループ

北海道銀行の本部機能、北陸銀行札幌支店などのグループ企業が入居する「ほくほく札幌ビル」

過去最高益を記録。年間配当は60円増配して110円に

 北海道銀行と北陸銀行を傘下に持つ広域地域金融グループ(本社・富山県富山市)。2026年3月期の連結決算では一般企業の売上高にあたる経常収益は2774億6800万円(前年同期比32%増)、純利益は588億9900万円(同50・7%増)と過去最高益を記録。大幅な増収増益となった。

 事業性貸出・個人ローン残高が堅調に推移する中、日銀の政策金利引き上げによる貸出金利回りと有価証券利回りも改善し、資金運用収益は1873億8000万円(同35・9%増加)を記録。財務面でも総資産は16兆9637億円と前年比で5000億円以上を上積みした。

 北海道銀行の単体決算も力強い。本業のもうけを示すコア業務純益は258億3500万円(同43・9%増)、純利益は178億9600万円(同49・8%)と06年度以来の高水準となった。

 26年度は「地域・お客さまの課題解決と当社の企業価値向上を共に実現する期間」と位置づけた3年間の中期経営計画「NEXT STAGE」の2年目。「課題解決力の深化」「経営基盤の強化」「企業文化の定着」を戦略エンジンとし、主要営業エリアの北陸、北海道、3大都市圏で、人口減少や産業特有の付加価値向上等の多様な課題に対し、課題解決に向けた取り組みを進めている。

 なお、株主還元方針の変更で年間配当も大幅増配。前期比60円増の110円となったほか、27年3月期は150円を見込む。

兼間祐二副社長(北海道銀行頭取)(右)と中澤宏社長(北陸銀行頭取)