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優先株を全額償還。GXや半導体の投融資に注力

(かねま・ゆうじ)1964年木古内町生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。87年北海道銀行入行、2003年経営企画グループ調査役グループリーダー、05年経営企画部長、13年執行役員オホーツク地区営業担当兼北見支店長、16年取締役常務執行役員企画管理部門長、17年ほくほくフィナンシャルグループ取締役就任。21年6月現役職に就任。

兼間 祐二氏 北海道銀行頭取・ほくほくフィナンシャルグループ副社長

「頭取に就任した際、優先株を一日でも早くお返ししたいと宣言しました。実現でき長らく支えてくださった株主様に心から感謝しております」 

 北海道銀行は1999年、経営難を受けて約537億円の優先株を発行。その後ほくほくFGとして19年から1割ずつ返済を始め、28年の完済予定を25年4月に全額償還した。自己資本の積み増し、繰り上げに踏み切った。

 25年度からは中期経営計画が始動。脱炭素化と経済成長を促すGXや半導体などへの投融資は27年度までに1兆円を目指す。また、セイコーマートに導入した「道民のATM」も好調。想定を上回る取引が行われ、本道のリーディングバンクとして地域の金融インフラも支えている。

「中間決算では『増収増益』を発表いたしました。金利の上昇も要因の1つですが、これまでの営業努力が実を結んだ結果と捉えています」