アルファコートグループ
アルファスクエアシリーズが販売好調。提携融資も計画中
年間20棟超の賃貸マンションを供給するアルファコートグループは、駅や生活利便施設に近い好立地を基本方針とし、資産価値の高い物件を継続的に供給している。マンションに加えてホテルやビル開発も手がけ、あらゆる角度から不動産情報が集積する広範な情報網を強みに持つ。
グループ内にはエイビーシー建設(本社 札幌市)があり、自社施工体制を確立。販売するマンションブランド「アルファスクエア」シリーズは、建築費の高騰局面においても6%前後の利回りを確保している。
新築時の設定賃料は、他の企画物件と比べ〝強気〟との見方もあるが、「高級仕様」のイメージが仲介会社に浸透しており、一定以上の案内件数を安定的に確保。竣工時から高い稼働率を維持している。
「特に、足場が外れてマンションの外観が露わになったタイミングで問い合わせや申し込みが急増します。外観デザインも入居者様から支持される大きなポイントです」と川村翔部長は語る。
入居者が入れ替わる際には、新築時から月額賃料を3000〜5000円引き上げても入居者を確保できる住戸も多く、むしろ初期の家賃設定は〝保守的〟という見方もできる。
「おかげさまで売れ行きは好調で、複数棟を購入いただくオーナー様も珍しくありません。今後はリピーターに向けた特典の導入も検討したい」と川村部長。
同社では、盤石な財務基盤と不動産のノウハウを生かし、金融機関との提携ローンの導入を検討している。投資家向けの融資に同社が信用保証を付すことで、物件を購入する際に頭金として必要となる自己資金を原則10%ほどに抑え、資産形成を後押しする方針だ。
また、リーシングおよび運用期間中のプロパティマネジメントはグループ内で完結させ、資産形成・資産承継については金融機関と連携しながら顧客オーナーに伴走する体制を整える。
一方、新たに家賃保証業務もスタートさせるほか、貸金業免許の取得も計画。将来的には自社ローンの整備も視野に入れる。不動産投資のハードルを引き下げるとともに、収益性や安定性など、賃貸経営の魅力を最大化する取り組みを継続的に模索していく。