オール
自社施工でコスト圧縮。充実設備、広い居室でも利回りを確保
賃貸マンションの企画・開発、施工、完成後の管理を担う「オール」。「アパマンショップ円山公園店」を運営し、入居者の獲得までをサポート。長期にわたる賃貸経営にオールインワンで伴走する札幌唯一の企業だ。
この総合力の高さで顧客オーナーからの信頼を獲得し、年間20棟前後の賃貸マンションをコンスタントに供給。来年も今年並みの供給を見込んでいる。将来の売却も見据え、資産価値の高い物件として評価される地下鉄駅から徒歩数分の土地を厳選している。
オーナーの予算、投資計画に応じて小~中規模から対応し、50戸以上の大型物件も手がけている。自社施工で建築コストを圧縮するほか、施工現場の環境整備も徹底。近隣への配慮も怠らない。入居者のみならず、地域に受け入れられる賃貸マンションの供給を目指している。
利回りは札幌市内の新築賃貸マンションの平均値ほどを維持しているが、注目すべきは家賃設定と物件の仕様だ。例えば単身者向け物件の場合は、入居ターゲットに応じて現実的な賃料に設定し、35平方㍍以上の1LDKをベースとしてプランニング。1坪バスやエアコン、人造大理石のキッチン、食洗機など人気設備も積極的に取り入れている。
「居室を狭くして戸数を増やし、家賃を上げて設備を簡素にすれば、見かけの利回りは高められますが、入居者の確保に苦戦することは明白。オーナー様の期待、信頼に応えるためにも実質利回りを重視した企画を貫いています」と吉仲潤一専務。提示する利回りの〝中身〟が競合他社とは異なる。
2009年の創業以来、手がけた企画物件で1戸たりとも家賃を下げず、常時9割以上の入居率をキープ。むしろ家賃相場の上昇を背景に家賃の値上げを実施し、新築時以上の家賃収入を得ているオーナーも数多い。
吉仲専務は「世界的なインフレが進む現在、改めて実物資産による資産形成が注目されており、その代表が不動産投資です。『金融資産に偏るのはリスキー』との考えから分散投資として当社の賃貸マンションを購入する新規オーナーも増えています」と話す。