オール

収益性と資産価値を両立した唯一無二の賃貸物件を提供
短期的な利回りを優先する投資家がいる一方で、土地を含めた将来的な資産価値を重視するオーナーも少なくない。双方のバランスを両立し、コストパフォーマンスに優れた賃貸物件を供給するのが「オール」だ。賃貸マンションの企画・開発から施工、完成後の管理、賃貸仲介店によるリーシングまで対応する札幌唯一の企業としても知られている。
「生コン価格の上昇や建築物省エネ法の改正など、建築費高騰が続く中、自社施工で品質を維持しながらコストを圧縮し、安く土地を仕入れることで収益性を確保しています」と吉仲潤一専務。
創業19年で築いたネットワークを生かし、好条件の土地を数多く確保している。中には地下鉄駅徒歩圏の好立地にもかかわらず、相場より安く取得できたケースも少なくない。
この土地の調達力のインパクトは絶大で、建物の仕様をグレードアップする、あるいはあえて家賃設定を相場より少し下げるなど、投資スタンスに応じてさまざまな差別化が可能となる。それでいて現在の相場の利回り6%台を確保できるというわけだ。
「家賃相場は上がっているものの、家賃を含めて入居者のニーズと合致していなければ入居率は低下します。綿密なマーケティングが大切です」と吉仲専務。
同社の全企画物件で家賃を下げたことが一度もないという事実も、吉仲専務の発言に説得力を持たせている。入居率も常時9割以上をキープ。これは新築時から無理の無い家賃設定で運用してきた証しであり、家賃の値上げなどで新築時以上の収益を得ているオーナーも数多い。創業から年間15~20棟の賃貸マンションを絶えず供給するなど、投資家から支持を集め続けるのも納得できる。
運営する賃貸仲介店「アパマンショップ円山公園店」の存在も大きなポイント。ユーザーの声を収集し企画に反映することはもちろん、自社物件のリーシングも担う。また、賃貸仲介で培った経験は、収益不動産のプロデュースや完成後の管理にも生きる。つまりは同社スタッフの育成の場にもなっている。
企画、施工、管理、仲介、それぞれの分野に精通したプロフェッショナルがオーナーを支援。マンパワーの高さも同社の強みといえるだろう。

