本日辞任の旭川医科大学・吉田晃敏学長が財界さっぽろ本誌だけに語っていたこと

 旭川医科大学の吉田晃敏学長の代理人弁護士が17日に旭川市内で記者会見を開き、吉田氏の辞表を文部科学大臣が受理したと明らかにした。吉田氏は15日付で辞表を提出していた。

旭川医科大学学長を辞任した吉田晃敏氏 ©財界さっぽろ

 吉田氏は1952年生まれ。旭医大の1期生。14年間、学長を務めてきたが、昨年冬、新型コロナ感染症のクラスターが発生した市内病院に対する発言を契機に批判を浴び、その後、パワハラ疑惑なども飛び出した。

 学長選考会議は弁護士を入れた調査委員会を設置。調査委員会は吉田氏の複数の行為についてパワハラの疑いがあると認定した、とされる。関係者によると、学長選考会議は6月中にも吉田氏本人からの聴取をした上で、解任手続きを進める考えだった。

 吉田氏は今年1月に大学の記者会見に出席した後、会見などに出席していない。

 そんな中、月刊財界さっぽろ2021年4月号では、単独・独占取材による吉田氏の手記をまとめていた。また同月号には吉田氏の解任を求めてきた学内関係者らの「大学の正常化を求める会」の主張も掲載した。

吉田氏の手記(本誌4月号より)©財界さっぽろ
「求める会」の主張記事(本誌4月号より)©財界さっぽろ

 吉田氏の騒動を巡っては一時、一般市民からも署名を求める解任運動にまで発展。コロナ禍にあって異常とも言える熱を帯び、総バッシングのような状態になっていた。ぜひ、双方の記事を合わせて読み、問題の真相を探ってほしい。

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