【今月号特選記事】出前館・Wolt・Uber・foodpanda…ここが違うよ!デリバリーサービス

 大きなバッグを背負いながら街中を走り抜ける自転車やバイクを見かけたことがあるだろう。彼らはフードデリバリーの配達員である。

 コロナ禍でフードデリバリー事業が活況だ。国内外から続々と新規参入が相次いでいる。ウェブサイトや専用アプリから加盟店の食べたいメニューを注文。購入した商品を配達員が好きな場所まで届けてくれるサービスだ。新型コロナウイルスの影響もあり、市場が急速に拡大。現在、日本国内で10社以上が事業を展開している。

 札幌では「出前館」「Wolt(ウォルト)」「‎Uber Eats(ウーバーイーツ)」「foodpanda(フードパンダ)」の4社がサービスをスタートさせている。

左上から時計回りに出前館、ウォルト、フードパンダ、ウーバーイーツの配達員 ©財界さっぽろ

 出前館は設立当初、出前対応する飲食店をまとめたポータルサイトの運営をおこなっていたが、2017年から配達代行事業を実施するようになった。札幌には19年4月に進出した。

 続いて参入したのが、フィンランドのヘルシンキに本社を置くウォルト。ヨーロッパを中心に22か国80都市に展開している。同社のアプリは、世界2大アプリストア(グーグルプレイ、アップストア)内のフードデリバリー部門で最高評価を集めている。札幌では今年6月からサービス開始となった。

 その1か月後の7月には、ウーバーイーツが参戦。アメリカ・サンフランシスコに本社がある。もともとは自動車配車サービスをおこなっていたが、そのシステムを応用した新機軸が料理配達だった。日本では16年から事業を展開しており、首都圏を中心に高い知名度と実績を誇っている。

 そして10月から新たに加わったのがフードパンダ。ドイツのベルリンに本社があるデリバリーヒーローの傘下だ。シンガポールやタイなど、アジア11市場で展開してきた。

フードパンダジャパンCEOのエリック・ウェイ氏 ©財界さっぽろ

 発売中の財界さっぽろ11月号では、利用者目線で各社の特徴を徹底比較。気になる冬季間の配達の対策を詳報。また、フードパンダ日本法人代表への単独インタビューも掲載している。お買い求めは道内書店・コンビニエンスストアのほか、当社公式通販サイトなどから。

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