吉田学園
時代の変化を捉え、創立70周年。北海道の未来を担う人材を育成
今年9月に創立70周年を迎える「吉田学園」。1956年に天塩郡遠別町で創立者の吉田福松氏が開校した「北海珠算専修学院」が前身だ。
戦後復興期の北海道で実務教育の重要性に着目し、珠算教育からスタートした同学園は、社会や産業構造の変化に応じて教育領域を広げ、現在は専門学校5校、大学校4校、大学1校を擁する総合学園へと発展した。
創立当初は高度成長へ向かう時代を背景に、実務人材の育成を担った。その後、経済発展とともに事務・経理人材の需要が高まる中、76年に「札幌経理専門学校」へ改称。
さらに情報化社会の到来を見据え、87年には「札幌電子専門学校(現・専門学校北海道サイバークリエイターズ大学校)」、89年に「札幌国際ビジネス専門学校」を開校。観光やビジネス分野の人材育成へと領域を広げた。
90年代以降は少子高齢化や福祉需要の拡大など、社会環境の変化を背景に、教育分野をさらに拡充する。
93年に「札幌社会体育専門学校(現・北海道スポーツ専門学校)」、95年に「札幌総合福祉専門学校(現・専門学校北海道福祉・保育大学校)」、96年には「札幌総合医療専門学校(現・専門学校北海道リハビリテーション大学校)」を開校。その後も自動車整備士や動物看護師など、暮らしを支える専門職の育成に取り組み、地域社会を支える人材を輩出してきた。
専門職に求められる知識や技術が高度化する中、2013年に「札幌保健医療大学」を開学。専門学校での職業教育に加え、高度な研究にも対応できる体制を整えた。
一方で、デジタルやグローバル化への対応も加速。25年に「北海道グローバル外語専門学校」を開校し、韓国の大学との留学・編入学制度を整備。さらに「専門学校北海道サイバークリエイターズ大学校」では、AIやCG、ゲーム分野の教育を強化し、海外教育機関との連携を通じて次世代人材の育成も進めている。
人口減少や国際化が進む中、時代の要請を見据えながら、今後も北海道の教育界をリードしていく。