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豊月

フードD生鮮市場店内。毎朝の市場仕入れと徹底した鮮度管理がおいしさの秘密

生鮮食品が好調。新体制でさらなる企業成長を目指す

 札幌・苫小牧を中心に、道央エリアで11店舗を展開する地域密着型スーパー「フードD」を運営する。

 2026年3月にトップに就いた豊岡総一郎社長は〝ゼロから会社を作る〟意識で組織改革を推進中。少数精鋭の本部運営のもと、品ぞろえの変更や販促企画などを迅速化し、市場変化への素早い対応を目指している。

「味付け肉のたれやスパイスの変更など、日々バイヤーと協力し試食を重ねて商品を作り上げています。また、各店では1日2回以上の鮮度パトロールを実施するなど、細部から商品価値を高める『ミクロ改革』を心がけ、お客さま満足度を向上する取り組みを徹底しています」と豊岡社長。

 24年からは、生鮮食品特化型スーパーへ業態転換を進め競合と差別化。新規の競合店が出店する5店舗を「フードD生鮮市場」としてリニューアル。鮮度を維持した商品提供を実現している。また、鮮魚バイヤーの経歴を持つ豊岡社長自ら早朝の市場買い付けを行っており、新鮮でおいしい「朝獲り鮮魚」が店頭に並ぶ。

 26年1月期決算の売上高は140億円(前年同期比7%増)に達した。5店舗の業態転換により、鮮魚・精肉を中心とした生鮮商品の売り上げが伸長。全売上高に占める生鮮4部門の構成比は約2%上昇し、増収を支えた。

 豊岡社長は「社長就任後、意識していることは、風通しの良い職場環境の整備です。経営目標である売り上げ200億円を達成するためにも、まずは従業員一人ひとりとの関係を大切にしていきたい。また、スポーツイベントのスポンサードなどを通じた地域貢献活動にも力を入れ、幅広いお客さまから愛されるスーパーを目指します」と語る。

苫小牧市に本社を構える
豊岡総一郎社長