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誠和工業

建築元請けとして受注した分譲マンション

〝人の力〟を原動力に、事業チャンネルを拡大する

 建築、土木工事を主事業とする「誠和工業」。2026年12月期の予想は売上高は27億円、次期は32億円を見込む。

 特に札幌市内での建築事業が伸びており、8月のテナントビル建築のほか、10月には賃貸マンションの着工も控える。さらに受注額として過去最高となる40~50億円規模の大型プロジェクトも進行中だ。

 文入圭輔社長は「直近の目標は、30年に売上高50億円を達成すること。昨年は元請けとして受注した分譲マンションの建築を完遂するなど、大型案件も増えてきました」と話す。

 一方、不安定な国際情勢による資材不足や高騰、工事の延期などの懸念材料を受け、事業チャンネルの拡大も図っている。

 その一環としてエクステリア事業をスタート。7月に天然素材に限りなく近い人工芝「COOOL Turf(クールターフ)」の施工・販売代理店となった。

「マイクロプラスチックを一切使用していないため、発がん性物質も含まれていません。一般的な人工芝は真夏の炎天下で70℃まで上昇しますが、クールターフは55℃程度と高温になりにくく、人やペット、環境に優しい。見た目も天然芝と遜色なく、販売価格、施工費ともに従前の人工芝と同程度で、天然芝のような維持管理コストはかかりません」と文入社長。

 さらに、メーカーの実証実験ではマイナス15℃でも凍結しなかったことから、積雪時の滑り止め対策としても提案していく方針だ。一般住宅のベランダや庭などの小規模施工から保育園や幼稚園、学校などの教育施設や福祉施設、ドックランなどの大規模施工まで対応。道央エリアを中心に全道各地への普及を目指す。

「今年は20代の若手が4人入社しました。人の力を原動力に、新たな事業にチャレンジしていきたい」と文入社長。

「COOOL Turf」は高温になりにくく、子どもにも優しい
文入圭輔社長