ウェルネット株式会社
基盤事業が安定。成長投資を敢行し新たなフェーズへ
オンライン決済事業のパイオニア。コンビニ収納代行やマルチペイメントなど、日本初の決済サービスを生み出してきた。
2025年6月期の決算予想は売上高100億円(対前期増減率8・4%減)、経常利益14億5000万円(同12・9%減)、当期純利益10億円(同7・2%減)を見込む。
前年の大型案件剥落の影響で対前年では減少となるが、過去5年のトレンドでは安定成長となっている。
電子マネーでは、汎用的に使える「支払秘書」と、企業が顧客向けに開発するアプリケーションなどに組み込める「OEM供給型」、次世代標準化対応「地域マネー版」の3タイプの展開を進めていく。
交通事業者向けクラウドサービスにおいては、多言語対応自動券売機を関西国際空港に18台設置。このほか、デジタルサイネージをはとバス丸の内南口のりば等に納入するなど、その守備範囲を着実に拡大させた。
一方本業の収納代行・送金サービスはデジタル化の進展で、引き続き伸長するポテンシャルがあると見込んでいる。さらに、今後のキャッシュレス化をにらみ〝決済+α〟の拡大にも注力中だ。
宮澤一洋社長「成長戦略の鍵となるのは、交通事業者向けクラウドサービスと電子マネーです」と話す。
これらを軸に、30年には現状の倍となる経常利益30億円を目指していく。