潮産業 ノルフィーノ事業部
建材卸の強みで高利回りを実現。独自の空間設計も魅力
1966年創業の「潮産業」は、建材の卸売と自社の設計、施工によるアパート・マンション建築が事業の柱だ。
建材卸のネットワークを生かしたコスト競争力が強みで、良質な床材やキッチンなどの設備を廉価に調達し、建築費を抑えている。充実した仕様を備えながらも木造で表面利回り7%台、RC造で6%台を実現。現在も札幌市内をはじめ、恵庭市、富良野市、浦河町などで18のプロジェクトが進行している。
木造はハイクラス仕様の「ノルフィーノ」を供給。2014年に市場へ投入以降、定期的な入居者アンケートを通じて間取りや設備のブラッシュアップを重ねてきた。入居者満足を高めることで物件の競争力が増し、20年に旭川市で7棟、21年には函館市で10棟を供給するなど、施工エリアを拡大。25年には累計100棟を突破した。
一方、 札幌市内では22年からRC造の「アールフィーノ」を供給。空間のゆとりを追求し、一般的な賃貸物件の天井高は日影規制などを考慮して2・3㍍程度に設定されることが多いが、同ブランドは5階建ての場合2・6㍍、3階建てであれば2・8㍍まで天井高を引き上げている。この数十㌢の差が生み出す開放感が付加価値となり、高めの家賃設定でも高入居率を維持し、退去抑制にも大きく貢献している。
また、間取りや仕様を決める際の設計段階で3Dソフトを活用し、完成前に精巧なイメージをオーナーへ提示。完成イメージが視覚的にわかりやすいと好評だ。
同社ではオーナー向けの賃貸経営セミナーを定期的に開催。5月23日の函館会場では、不動産コンサルタントで「北海道大家塾」の原田哲也塾長が「人口減少時代の賃貸経営の考え方」をテーマに講演するほか、北海道銀行の融資担当者によるアパートローンの解説なども行う。また、7月24日には札幌での開催も予定している。
詳細・申込は同社WEBサイトまたは☎0138・49・5225まで。