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スカイテクト

1月からスリランカ人3人を採用。日本人と同等の報酬体系を設定している

持続可能な社会の実現へ電気設備の粋を超えて取り組む

「当社では7つの持続可能な開発目標を実践し、SDGsに取り組んでいます」と語るのは「スカイテクト」の髙橋守留社長だ。

 高圧受変電設備工事や仮設電気工事を主業に、2021年にSDGs宣言を実施。事業内容そのものが11項目の「住み続けられるまちづくりを」に該当するほか、工事車両はすべて環境配慮型車両を導入している。

 近年は風力発電事業にも注力。風車内部の電気配線工事や建柱、送電までを担っており、23年には道内最大規模を誇る「芦川ウインドファーム」(豊富町)の建設工事にも参画した。26年からは松前町での大型工事も始動している。

「風力事業を通して7番目の目標『エネルギーをクリーンに』に取り組んでいます。電気設備企業のノウハウを生かして、ほかにできることはないかと模索したのがきっかけです」と髙橋社長。

 事業以外でもSDGsに取り組む。例えば、4項目の「質の高い教育」では、働きながらのスキルアップ体制を整備し、国家資格の「第二種電気工事士」と「高所作業車運転免許」の取得を目指す若手従業員を支援。費用を負担して「札幌電気工事業協同組合」が主催する講習会にも参加させている。

 また「働きやすい環境づくり」(8項目)にも重点を置き、従業員が働きやすい職場環境を整備。社内のカフェでは飲料自販機を無償提供するほか、無料で使用できる高気圧酸素カプセルやマッサージチェアを設置するなど、〝従業員ファースト〟の体制が行き届いている。

「今年1月からはスリランカ人3人を採用しました。10項目の『人や国の不平等をなくす』に基づき、彼らにも日本人と同等の報酬体系を設定しています。社員寮も完備し、外国人材にも働きやすい環境を整えました」(髙橋社長)

 一方、17項目の「パートナーシップで目標を達成する」に関わる「地域貢献」では、定期的な清掃活動や市内の小中高生を対象に電気工事に関する出前授業を実施している。

 さらに髙橋社長は「屯田中心街商工会」の役員も兼務。今年8月20日には、同会主催の職業・社会体験会を札幌市北区で実施予定だ。小学3~6年生を対象に仕事やさまざまなサービスを体験してもらう。

「イメージは〝職業体験型テーマパーク〟です。約100人が来場予定で、今後はさらに規模を拡大していきたい」と髙橋社長。

 

酸素カプセルの「O2ボックス」はさまざまな企業で導入されている