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スカイテクト【新卒・中途】

従業員の平均年齢は35歳。育成体制も整備されている

業容拡大中の電設企業。資格取得のバックアップも万全

「スカイテクト」は、高圧受変電設備工事や仮設電気工事などの電気設備工事をメインに事業を展開している。2023年に創業50年の節目を迎えるなど、「北海道の電気」を半世紀以上にわたって支え続けてきた。

 中でも得意としているのが、電柱と住宅等の施設をつなぐ引込線工事だ。

 同社には、引込線工事に不可欠な「第二種電気工事士」「引込線工事士」の有資格者が多数在籍し、年間4500件以上を手掛けるほか、近年は新事業にも参入するなど、着実に事業を拡大し続けている

 髙橋守留社長は「当社は、国内最大級規模の風力発電現場にも多く携わっています。電気設備工事の最大の魅力は、工事を完遂した際の達成感ではないでしょうか」と仕事のやりがいを語り、現場仕事を担う「電設部」の若手人材を積極的に採用している。

 電設部では入社後まず、各現場の班員となり先輩社員の個別指導を受けながら、現場を経験することからスタート。同時に、国家資格である「第二種電気工事士」と「高所作業車運転免許」の取得を目指す。

 資格を取り入社5年後には、班長として現場で指揮を執るスキルと知識を身につけていく。さらに班長から昇格し主任クラスになると、大規模な現場の指揮も担えるようになるという。

 同社ではそのため、働きながらのスキルアップ体制も整備。

「札幌電気工事業協同組合」が主催する講習会へ参加する事ができるほか、研修や試験費用などは会社が全額負担。失敗を恐れずに挑戦できる環境が整っている。

 一方で、「従業員のワーク・エンゲージメントを向上させる事も私の重要な役割です」という髙橋社長は、オフィスに高気圧酸素ルームマシーンを導入し、従業員が自由に使える環境を整備。さらにカフェも設置し、飲料自販機も無償で開放にするなど〝従業員ファースト〟の体制が行き届いている。

 また「ジェンダーレス」も重点的に取り組む。女性が多く活躍しており、全社員の約30%を女性が占めているのも特徴。工務部統括部長を女性が務めているほか、電設部でも2人の女性が活躍している。

「仕事をするうえで、年齢や性別は関係ありません。社員あっての会社ですから、今後も安心して仕事に打ち込め、スキルアップできる環境を強固にしていきます」と髙橋社長。

女性も多く活躍しており全社員の約30%は女性
社内にはカフェを設置。飲料自販機も無償で開放