財界さっぽろ 2026年6月号のさわり

財界さっぽろ 2026年6月号

“名義貸し疑惑”で調教師が大量造反 ばんえい競馬で“仁義なき戦い”が勃発!

 本誌は昨年秋、ばんえいに所属する馬の調教師26人のうち複数が、自分で馬を所有し自分で管理、出走させる「名義貸し」行為を恒常的に行っている、という疑惑をスクープした。記事の掲載後は、主催者の帯広市に対して同市議会から調査を求める声があったほか、地方競馬を管理監督する「地方競馬全国協会」がすでに半年あまりの間、調査を行っているとされる。

ばんえい競馬 ©財界さっぽろ

 他方で今春、ばんえいの調教師会でこの疑惑をきっかけとしてトップの会長以下役員が交代。これを不服とした前会長ら複数人が会を離脱したあげく、新団体の結成を主催者に求めるという前代未聞の展開となっている。しかもこの離脱劇のウラには、名義貸し同様にまたぞろ“金目”の話もついてまわっているとの情報も。深層を探った。

噂の候補地はここだ!札幌・里塚火葬場建て替え問題で南区・滝野移転説

 現在建て替えが検討されている札幌市清田区の里塚霊園内にある火葬場の移転問題。火葬場は老朽化が進んでいることから札幌市が同地での建て替えを検討しているものの、いわゆる“迷惑施設”の最たるものとして、地域住民が反発している。

札幌市清田区にある里塚斎場 ©財界さっぽろ

 市による交渉のマズさや地元住民の長年の悲願である地下鉄東豊線の清田延伸も絡んで難航する中、水面下では南区への移転説が取りざたされているとの話をキャッチ。噂の候補地を図解しつつ解説する。

後ろ盾・菅義偉引退、萩生田光一とすきま風?鈴木直道知事、“五里霧中”の永田町人脈

 統一地方選・知事選まで1年を切る中、鈴木直道知事の去就が注目を集めている。自身の思いはまだ何ら明らかにしていないものの、道内政界では3選出馬が既定路線。だが自身を取り巻く状況は2期目までとは大きく異なった。まず知事の強力な後ろ盾となってきた元首相・菅義偉氏が政界を引退。菅氏を通じた永田町とのパイプが細るということはすなわち、国と連動した自身の政策の裏付けが不十分になったということだ。

鈴木直道知事 ©財界さっぽろ

 他方、知事選出馬の際に大きな力となった公明党は自民党との連立政権を解消して野党に。2月の衆院選を経て道内の自民衆院議員こそ史上最大に膨れあがったものの、菅氏頼み一辺倒だったツケもあり、それほど良好とは言えない関係の議員ばかりとなっている。では知事は、永田町で誰を頼りとしているのかを図解の上、詳説した。ほかに「知事3選公約を援護射撃?『北海道五輪』で鈴木直道と棚野孝夫が急接近」も必読。

【特集】SVリーグ昇格!北海道イエロースターズ“奇数の壁”を飛び越えて(全13ページ)

 次シーズンから男子プロバレーボール「SVリーグ」に昇格が決まった「北海道イエロースターズ(愛称:イエスタ)」の設立10年を振り返る。

Vリーグ東地区を連覇し胴上げするイエスタの選手たち ©財界さっぽろ

 前身の「サフィルヴァ北海道」から数えて今年で設立10年を迎えるクラブのこれまでを振り返るとともに、2025-26シーズンの戦いを振り返るデータ解析や特別グラビアで構成。さらにはゼネラル・マネジャーの小高政利氏や、先ごろ新アリーナの建設へ着手するとして話題になったクラブ会長の武田幹郎氏(武ダGEAD社長)にもその思いを直撃した。

【特集】道議会“ここだけの話”(全15ページ)

 巨大組織・北海道庁と両輪で道政を預かる北海道議会の知る人ぞ知る話を集めた特集。トップは道内46の選挙区から選出されている北海道議会議員全員の評判を総ざらえした「道議100人ぶった斬り」では、道議1人ひとりの経歴や議会での活動ぶり、さらには議会・会派内での他己評価、あまりかんばしくない噂なども含めて編集部が総力取材。今回は前編として当選1期生・2期生の合わせて44人をまとめて10ページで“ぶった斬り”する。

左写真は北海道議会庁舎、右写真は自民党・道民会議所属道議で前議長の冨原亮氏 ©財界さっぽろ

 また道議100人中52人と過半数を占める最大会派「自民党・道民会議」を徹底解説。現在は函館市選出のベテラン道議で前議長・冨原亮氏を中心とした派閥が主流派となっているが、なぜ冨原氏が権力を握ったのか、鈴木直道知事との現在の関係などを図解したほか、来春の統一地方選・道議選まで1年を切る中、水面下で噂されている注目選挙区の動向にも触れている。