マサル不動産
逆風化でも信念を貫く。自社保有物件を増加させる
賃貸物件の管理を主業に、売買仲介や新築賃貸マンションの企画を手がける。25年は札幌市内で2棟の賃貸物件を取得し、自社の不動産保有数は24棟となった。
「創業20年まであと3年、30棟の保有を目指しています」と菊地勝裕社長。
25年2月に完成した自社企画、自社保有の賃貸マンションは、札幌市内における家賃相場の上昇を逆手にとり、早々に満室となった。
「現在、単身者向けの定番の間取りは1LDKですが、あえて半数以上を1Kにしました。『コンパクトでも手軽な家賃で新築に住みたい』というニーズに応えられた」と菊地社長。
一方、26年秋に完成予定の賃貸マンションは全戸1LDKでプランニングした。地域性や募集する入居者層をしっかりと加味し、一棟一棟最適なプランを導き出している。
売買仲介は好調を継続。25年は昨対比120%の伸びを見せた。収益不動産をはじめ、土地や住宅など一般ユーザーとの取り引きも増えている。大小さまざまな不動産を取り扱う守備範囲の広さも伸長の要因だ。
ただ、建築費の高騰や金利の上昇など、不動産業界を取り巻く環境は厳しさを増している。
「今後、長く会社を継続していくためには、お客様に真摯に対応することが重要です。いかなる時もブレずに、誠実に仕事をしていきたい」と菊地社長。