マサル不動産

　管理会社の役割は、単なる家賃の集金代行や建物管理だけではない。真価が問われるのが入居者の募集、そして退去の抑止だろう。そこでお勧めしたいのが「マサル不動産」だ。

　同社では空室の原因を徹底的に洗い出す。賃貸仲介店による入居希望者の案内件数も空室１戸ごとに把握しており、案内件数が少なければ適切なタイミングで仲介店へ周知を徹底。空室が長く続く場合は、空室の巡回なども行い、臭いや清掃状況を確認。場合によっては簡易清掃の実施に加え、排水口にサランラップで〝蓋〟をして臭いの発生を防止するなど手間を惜しまない。

「入居者から選ばれない理由は必ずある。それを一つひとつつぶしていくことで空室を埋められます。長期間空いている部屋があるオーナーは、一度ご自身の目で確認してほしい。管理会社の質がわかるはずです」と菊地勝裕社長。

　エアコンの設置も積極的に提案。空室だけでなく、入居中の部屋への設置も推奨しており、退去率の低減につなげている。

　また、ペットの飼育についてもオーナーの承諾のもと「小型犬１匹」をはじめ、「ネコ２匹」「インコ」「フェレット」「ウサギ」など受け入れの相談の幅を広げて他のペット可物件と差別化。入居率を高めている。