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宮坂建設工業

局長表彰となった更別橋(更別村)

ゴールドカードは13年連続、通算16回目の認定

 1922(大正11)年創業の「宮坂建設工業」は、創業者の遺訓である〝世の為人の為につくせ〟の精神を受け継ぐ、道内屈指の実績を誇る総合建設会社だ。「北海道開発局優良工事等表彰」でも長年にわたり実績を重ねており、26年度は局長表彰1件、部長表彰2件を獲得した。

 局長表彰は道路部門で「一般国道236号 更別村 更別橋上部工事」が受賞。部長表彰は河川部門で「石狩川改修工事の内 江別市街築堤盛土外工事」(札幌開発建設部長表彰)と「十勝川直轄砂防事業の内 戸蔦別川第4号砂防堰堤外工事」(帯広開発建設部長表彰)が受賞した。

 こうした施工実績と評価の積み重ねが、北海道開発局の「工事成績優秀企業」(ゴールドカード)認定にもつながっている。26年度の認定で、13年連続、通算16回目となった。

 また、ICTを活用し、施工を効率化させた建設現場の生産性向上に向けた取り組みも評価されており、北海道開発局の「i‐Con奨励賞」は、同賞が創設された20年から3年連続で受賞している。

 現場を支える技術者の育成にも力を注ぐ。24年度には国土交通省の「建設人材育成優良企業表彰」を総合部門と若年者入職促進部門で受賞。道内企業としては初の受賞となった。建設キャリアアップシステムの活用や若年者の入職促進、キャリア支援、処遇改善、働きがいのある職場づくり、女性社員の定着促進などが評価された。加えて、厚生労働省からは、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定を24年に取得したほか、26年には次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定も取得。女性の活躍を推進し、仕事と子育ての両立を支援する取り組みが評価されている。

 一方、〝防災の宮坂〟と称されるほど災害支援にも注力しており、今年1月に記録的な大雪に見舞われた札幌市と石狩市を支援。北海道開発局と道からの協力依頼を受け、帯広から36台(延べ663台)のダンプトラックを派遣し、除排雪を担った。

 また、7月に発生した熊本地震ではグループ会社を含め社員延べ28人を八代市に派遣し、保有する冷房付き医療用陰圧テント6基やトイレカー2台などを持ち込み、避難所やボランティアセンターで支援にあたった。

 さらに、災害に備え地域と一帯となった啓蒙活動にも力を入れている。同社が主催する毎年1000人規模の「親子防災教室」をはじめ、警察、消防、自衛隊などが参加する「地域防災訓練」を開催。今年は過去最多となる約6500人が参加した。11月には、防災をテーマにしたミュージカルの開催も予定している。

熊本地震の被災地に冷房付き医療用陰圧テントを提供した