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アインホールディングス

総合病院や大学病院内への出店も。写真は「アイン薬局網走厚生病院店」

売上高3000億円超。調剤薬局の公式アプリも配信

全国に1000店舗以上を展開する調剤薬局チェーンの国内最大手。主軸のファーマシー事業では、医療機関との連携などにより、大型薬局の積極的な出店とM&A戦略で事業を拡大している。

22年5月には、全国に調剤薬局約100店舗を展開する「ファーマシィホールディングス」を子会社化するなど薬局総数は1209店(22年10月末時点)となった。

また、22年2月にアイン薬局公式アプリ「いつでもアイン薬局」をリリース。オンライン服薬指導や、かかりつけ薬剤師・薬局による相談などのサービスを開始し、安心して治療に専念できる環境整備にも力を注ぐ。

都市型コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を展開するリテール事業では、オリジナルブランドの見直しや商品構成、コストの適正化を実践。22年4月期も6店舗を新規出店し全国に78店(同)と着実に店舗網を拡大中だ。

業績も好調。22年4月期の連結決算では、売上高が3162億4700万円と3000億円の大台を突破し22期連続の増収を達成。23年4月期も第1、第2四半期ともに増収増益で推移しており、その勢いは衰えを知らない。

一方、サステナビリティ経営を実践する同社では、人材戦略やDX戦略も加速。新たな年も持続的な成長と社会・環境・経済価値の創出に向け取り組みを強化するなど、揺るぎない基盤を築く。

22年4月、那須中央病院の敷地内に開業した「アイン薬局那須中央店」
22年10月にオープンした「アインズ&トルぺ札幌ステラプレイス店」
22年6月オープンの「アインズ&トルぺ神戸元町店」