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ニトリホールディングス


店舗数は国内外合わせて600を超えた

ビジネスモデルを常にブラッシュアップして驚異の成長を持続

 時価総額が国内全流通業者の3指に入る国内最大手の家具・インテリアチェーン。33期連続で増収増益を続け、その勢いは止まるところを知らない。
 ワールドワイドな原材料の調達から製造、物流、販売を一貫して自社でプロデュースする「バーティカルマーチャンダイジング」が他の追随を許さない成長の原動力となっている。
 同社ではこうした独自のビジネスモデルを常にブラッシュアップすることで驚異的な成長を持続している。
 例えば、製造部門では2020年はベトナムにカーテンの織り・染め・縫製に特化した新工場が竣工。21年の稼働を予定。
 物流では、ロボット倉庫やデバンニングアシストマシーンへの転換を進める一方、商品梱包のダウンサイジングなどによる物流コストの効率化も恒常的に進めている。
 また、販売・小売りでは、標準店舗面積が600坪超の大型店「ニトリ」に加え、アイテムを厳選した「ニトリEXPRESS」(300坪超)、主に女性がターゲットの「デコホーム」(200坪前後)の3業態を商圏に合わせて巧みに展開。店舗数は国内が542、海外が65で、合計607店舗(3月31日現在)となっている。
 19年2月期には、ボーダーレス化が進む世界市場を視野に、外部環境に対応した基盤づくりのための新組織「グローバル商品本部」を設置した。グローバル商品開発に向けて原材料の統一化や商品の共通化を進め、事業の一層の効率化が図られている。
 商品の自社開発にも積極的だ。吸湿発熱素材を使用した「Nフォーム」、接触冷感素材の「Nクール」シリーズの寝具や、工具を使わずに組み立て可能なカラーボックス「Nクリック」がヒットを続けているほか、用途に合わせて使い分けができるコンビネーションソファ「CA1」、家電もIPSパネル搭載のハイビジョン液晶TVなどの新商品が誕生している。
「ニトリネット」など、EC事業の売上げも急伸。リフォーム事業、法人事業など多様な事業展開が相乗効果を生み持続的な成長を可能にしている。

似鳥昭雄会長兼CEO
どんな角度からもきれいに見える32v型ハイビジョン液晶テレビ
生活雑貨やインテリアを扱う「デコホーム」。
写真は2月に道内初出店したラソラ札幌店