ほっかいどうデータベース

マサル不動産


3月に完成したエレベーター付きの低層マンション

将来を見据えた提案力で勝負 低層エレベーター物件を企画

 新築企画では、若者の入居を想定するのが王道。ただ、古くなれば彼らに選ばれにくくなる傾向が強い。
 そこでマサル不動産では長期保有を前提に、エレベーター付きの低層マンションを提案している。これにより、築年数に応じて入居者ターゲットをスムーズに若者から中高年に変化させることもできるという。
「エレベーターがない物件の場合、3、4階の部屋は中高年の検討から外れやすい」と菊地勝裕社長。築20年以上の物件を数多く管理しているだけあり、40代以降の入居者ニーズもしっかりと把握している。
 とはいえエレベーターは1基あたり、イニシャルコストで300~400万円ほど、メンテナンス費用は年間30~40万円ほどかかる。
 菊地社長は「エレベーターがない場合、新築時でも最上階は埋まりにくく、家賃設定は3階と同額程度。エレベーターをつければ、最上階のデメリットを価値に変えられ、賃料を上乗せできる。コスト増は入居率と家賃設定でカバー可能」と話す。
 低層物件を提案するのは出口戦略も見据えているから。高層マンションは高額となり、金融機関からの融資を考えれば購入層は限られるが、低層ならば比較的購入希望者は多い。