上質な近江牛をコースで贅沢に味わう〈和と肉 近江〉

「近江牛のすき焼き」は、3種のコース全てで味わえる

 

 近江牛は日本三大和牛の1つとして知られる。きめ細やかな肉質と上品な甘み、口溶けの良さは食通たちの心をつかんで離さない。

 今年5月にオープンした「和と肉 近江」では、そんな近江牛を贅沢なコース料理で堪能できると話題だ。

 最大の特徴が「生食用食肉調理施設」として〝生〟の近江牛を提供している点。保健所認定の衛生管理のもとで安心して食べることができる。札幌では近江牛を生食で食べられる店は希少だ。

 コースは1万円、1万6500円、1万8700円(全て税込み)の3種。使用される近江牛は最高級A5ランクの上質な部位を独自ルートで買い付け。肉の魅力を最大限に引き出すコース構成となっている。

 中でも一番人気は、全11品で構成される1万6500円のコースで、メニューは「近江牛の刺身」や「赤身と白身魚の香味野菜巻き」、「近江牛カツ」、「しゃぶしゃぶ 白味噌仕立て季節野菜添え」、「近江牛の炭焼きステーキ」など。

 特に料理長がオススメする「近江牛のすき焼き」は、卵黄と絡めることで肉の甘みが一層引き立ち、まさに五感で満たされる一皿だ。

 年齢とともに「肉が重い」と感じている人にも配慮し、食べやすいように調理してくれるのもうれしい。

 このほか「ユッケ・ウニ・フカヒレの三種盛り キャビアのせ」や「フカヒレの煮込み 金箔のせ」など、料理長こだわりの逸品も味わえる。

 また、仕入れにより変動はあるが、1万8700円のコースでは、近江牛の希少部位であるヒレやタンなどが加わることも。

 ドリンク類も豊富で、ビンテージワインや年代物のウイスキー、地酒などを取りそろえている。

 店内は落ち着いた雰囲気で、目の前で料理人の肉さばきが眺められるカウンター6席のほか、最大5人まで利用できる個室も完備。

 記念日や接待、大切な会食など、さまざまなシーンで利用しやすい空間となっている。訪れるたびに特別な気持ちになる同店にぜひ足を運んでみては。 

 なお、来店は2日前までの予約制となっている。予約は電話またはHP予約フォーム(https://watoniku-ohmi.jp/reserve/)から。

 営業時間は午後6時~同11時。日曜・祝日、第1・3月曜定休。

■和と肉 近江

札幌市中央区南5西3第11グリーンビル4階
☎011・596・6429

「しゃぶしゃぶ 白味噌仕立て季節野菜添え」

「近江牛の炭焼きステーキ」

「近江牛の刺身」

「ユッケ・ウニ・フカヒレの三種盛り キャビアのせ」

個室は最大5人まで利用可能